配当金生活は低収入には無理!?でも、家計や年金を助ける程の配当は作れる?

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低収入者でも配当金生活(リタイア生活)はしたいと思い夢を見るものです。

毎月、入る配当金で生活できたらどんなにいいことか。

私の場合は別に仕事をしないで、ダラダラ過ごすという目的での考えではありません。給料のために嫌々仕事をしなくて済むという考えです。

配当金がある程度出る環境であれば、給料が低くても自分の好きな仕事が選べますし、変な会社なら生活費のことは気にしないで、すぐに辞めることも可能です。

そんな生活がしたいけど…。現実は無理なのは百も承知です。特に低収入は…。

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配当金生活というリタイアを目指すには?最低必要資金を考えてみました。

配当金生活をするには、その人の生活水準にもよるので何とも言えませんが、ここでは低収入(低所得)を基準に考えていこうと思います。

低収入(低所得)の場合だと給料年収は約300万円以下ぐらいだと一般的に言われています。

ざっくり言うと、単身世帯で年間300万円の配当金を自動的に手に入れることが出来れば、低収入(低所得)では配当金生活をおくれることになります。

300万円の年収だと、税引き後はひと月約20万円程になります。

配当金も300万円の配当を受け取ると税金(約20%)が引かれるのを考慮しても、ひと月約20万円ほどになります。給与所得と配当金の税金の引かれ方は違いますが、税引き後はだいたい似たような数字になりますね。

では、配当を単純に年間300万円貰うには、どの程度の元本でどれくらいの配当利回りが必要か。結論から言うと、元本7500万円を年間4%の配当利回りで受け取ることにより、可能になります。

7500万円の4%は300万円です。税引き後240万円になります。

「よし、7500万円あれば、配当金生活出来るからやってみっかー。」

と言いたいですが、そんな気軽に出来ませんよね。そもそも、7500万円を簡単に用意することは普通ありえません。

※税金も変わる恐れがあります。その都度、確認が必要です。

とりあえず、ハードルを下げてセミリタイアを考えてみる

7500万円はとても用意できそうにないので、ハードルを大きく下げて想定してみます。

まずは5000万円でやってみます。

 

5,000万円
利回り 税引前 税引き後 ひと月
平均4% 200万円 160万 約13万円
平均3% 150万円 120万 約10万円
平均2% 100万円 80万 約6.6万円

 

という結果です。5000万円あれば2%の配当でも、リタイアは出来なくても残りの足りない生活費をアルバイトをしながら得ることが出来れば、セミリタイアは可能になりそうです。

ただ、私のような低収入(低所得)は5000万円も将来的に生み出せないので、続いて半分の2500万にしてみます。

 

2500万円
利回り 税引前 税引き後 ひと月
平均4% 100万円 80万 約6.6万円
平均3% 75万円 60万 約5万円
平均2% 50万円 40万 約3.3万円

 

こちらも3%以上の利回りがあれば、セミリタイアは見えてきます。2%だと少し難しいですが、可能な数字ですね。

2500万円…それでも、用意するのは程遠いです。もう、低収入(低所得)でも現実的でイケそうでイケなさそうな数字500万円にしてみます。

 

500万円
利回り 税引前 税引き後 ひと月
平均4% 20万円 16万円 約1.3万円
平均3% 15万円 12万円 約1万円
平均2% 10万円 8万円 約0.6万円

 

500万円だと、家計を少し助けてくれるような金額になります。

こうして数字で見ていくと、原資を用意できない低収入者は配当金生活というリタイアもセミリタイアも無理だと、あからさまにわかります。

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しかし、あきらめない!家計を助けたり、老後の年金の助けになるような配当金は作れる!?

私は往生際が悪いので、配当金作りを徐々にやっています。

「低収入者(低所得者)が…、夢見ても仕方ないじゃん。」

と思われそうですが、私はロナルド・リード氏のことを知り、配当金生活は無理でも、将来的に年金の足しになるような、配当金作りは出来るのではないかと感じるようになりました。

ロナルド・リード氏は亡くなってから有名になった人で、ガソリンスタンドの店員や用務員などに勤務しながら、株式投資をして、最終的には約9億円という大きな資産を残して亡くなりました。

この方が投資していたのは増配銘柄を含むアメリカの株です。まさに、アメリカン・ドリーム!

決して、高収入ではないにしろ、節約をして投資金を作っていたようです。ただ、亡くなったときに高額の資産を持っていても…、微妙な感じがします。

株式投資で将来的にどんな生活をイメージしていたのかはわかりませんが、おそらくロナルド・リード氏はお金儲けで始めた株式投資が、いつの間にか趣味になっていたのかもしれませんね。

私はロナルド・リード氏のように莫大な資産を築くのは無理ですが、バイアンドホールドというガチホを真似して、アメリカの増配銘柄をちょっとずつ買っていきたいと思っています。

アメリカがこの先どうなるかはわかりません。何かの拍子で、ずっと右肩下がりになる可能性もあります。増配銘柄も減配することもあるかもしれません。

ただ、投資にはリスクは付きものなので、気にしないで投資をやっていきます。そうすれば数十年先か老後かはわかりませんが、今後家計をラクにするお金の仕組み作りが出来るかもしれません。

因みに増配とは、100万円投資して、その時の利回りが3%の場合、年々企業が増配をしていくことで、数年後に利回りが4%になったりすることです。

どんどん増配していけば、もっと利回りが高くなる可能性があるため、一部の投資家には増配銘柄が人気です。

今までの配当金の推移

私はアメリカ株の個別株にはまだ手を出していません。アメリカに対しては投資信託を使い、インデックス投資をメインで行っています。

オフショア投資でもアメリカのファンドは入っていますが、資産のある一定の額まではアメリカ関係に投資していく予定です。

株関係は、こそこそ私のお小遣いや独身時代のへそくりを捻出して、優待銘柄と高配当銘柄を中心に日本株のみ購入しています。

今後は日本株も、自分で決めている保有金額ラインに達したので、これからはアメリカ株メインで購入予定です。

6年前から配当金生活を夢見て株を購入し続けてきた結果、平成31年度(令和元年)でどれくらいの配当金を作ることが出来たのか。(日本株のみですが…)

 

運用報告書5年分の運用報告書SBI証券

 

SBI証券の年間取引報告書は過去5年分ありましたが、他の証券会社の年間取引報告書は娘の落書き帳になり、どこかに消えてしまったので、SBI証券だけで計算してみます。

 

年度 配当金や株の収益など(ほぼ配当金がメインです)
平成26年度 0円
平成27年度 2,176円
平成28年度 7,275円
平成29年度 12,016円
平成30年度 17,352円
平成31年度(令和元年) 23,397円

 

 

配当推移グラフ年間配当推移グラフ

 

私のような低収入(低所得)でもここまで来れました。実際には、マネックス証券にあるミニ株(単元未満株)と株主優待もあるので、それを入れたらもう少しプラスされる金額になります。

アメリカ以外にも日本の増配銘柄も分散して買っていきたいと思っていますが、増配銘柄で有名なのは花王だけです。2019年の調べでは29期連続増配です。

花王すげぇー!と思いますが、アメリカの企業で連続増配している会社と比べると花王の増配記録は50位前後です。

アメリカの企業と比べてみると、どれだけアメリカの増配企業群が凄いかわかりますね。

当面の目標は月5000円の配当所得

現在の配当金はマネックス証券のミニ株(単元未満株)と株主優待を除いて、平成31年度(令和元年)の時点で年間23,397円です。月にすると約1,949円になります。正直な所、僅か6年でこんなに配当金を増やせるとは思っていませんでした。

今後も同じ様に無理のない範囲で投資をしていきます。出来れば、税金を引いてから月5000円はいきたいですね。

月5000円だと年間6万円必要になります。単純に250万円の3%で7万5000円、税金引かれて約6万円でひと月5000円なので、道のりはかなり…いや、めちゃくちゃ長いです…。

もっと利回りが高いところを追求していきますが、下手をしたら目標を達成する頃には、定年退職を意識する年齢になっているかもしれません。

まとめ

私のような低年収で低収入(低所得)は配当金生活は夢のまた夢です。しかし、諦めなければ少しずつですが、道は開けると思っています。

道は開けると言っても、リタイアとかセミリタイアではなく、少しだけ家計や老後の年金を助けることの出来る資金作りです。

自動的に入る資金作りも、やはり増配銘柄をメインで投資をしていかないと、投資する資金をなかなか用意できない弱小投資家の私は効率が悪いですね。

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