SPYDの今後や将来性を考えるよりも大切なこと

SPYDの今後や将来性を考えるよりも大切なことのイメージ 投資
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アメリカ高配当ETF界で何かと話題のSPYD。

最近は元本も上がってきていますし、過去に減配をしましたが、見事に復活し増配も行い始めています。

月日 2020年 2021年
3月 0.396187 0.636159
6月 0.365715 0.398912
9月 0.263572 0.386582
12月 0.606617 未定

SPYD2021年9月チャート出典:tradingviewより

コロナショックという下落局面では、めちゃくちゃ下がり、その後の上昇局面ではそれらを補うぐらいに上がりましたね。

これらを見て、

今後、このSPYDはどうなるのか?

高配当だから、とりあえず投資をしようかな…?

などと、考えて投資をしたり、投資を検討したり人もいるかと思います。

しかし、今後をいくら考えても未来のことは誰にもわかりませんし、予想をしても不確実です。

また、高配当ETFでも減配リスクはついて回るので、一時的に減配が続けば、過去の私のように手放してしまうこともあります。

私はたまたまトータルでプラスになったので良かったのですが、そうでなければちょっとショックを受けていたと思います。

中には、損切りしたはいいけれど、その後の上昇局面と増配を目のあたりにして、損切りしたことを後悔した人もいるかもしれません。

投資は『※たられば』的な部分もあるので、何とも言えませんが、

※たらればとは?…「もし、あの時こうしていたら…。」、「もし、あの後やめておけば…。」などと仮説を立てて考えたりすること

まだ保有しておけば良かった…。

保有しなければ良かった…。

などと後悔しないためにも、

SPYDの今後を考える前に、自身のリスク許容度の範囲内で保有し続けることが出来るのかどうか?で判断することに意識を持っていった方が良いです。

そうすることで、※狼狽売りで後悔したりすることも減りますし、たられば状態になる確率は下がります。

※狼狽売りとは?…何かの悪い影響や噂で相場(株価)が下落したときに、心理的に不安になって冷静さを失い、賢明な判断が出来ずに慌てて保有している資産(株など)を売却し手放すこと
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SPYDの今後よりもリスク許容度の範囲内でどう向き合うか?

SPYD含め、どんな投資も未来のことは不確実です。

私もそうですが、過去のデータや仮説、分析など、ある意味で未来とはあまり関係のない不確実なモノで投資を判断しています。(思考することは悪いことではありませんが…。)

今後こうなるだろうとか、そうなるだろうとか、言ってしまえば考える側の都合に過ぎません。

つまり、未来は恋愛や人付き合いと一緒で、こちらの思い通りになることは、ほぼ100%ないと思ってた方が良いということです。

それよりもSPYDの株価や配当に一喜一憂せず、リスク許容度の範囲内で、

  • SPYDは元本の○○万円までしか投資しない
  • 全体の何割ぐらいまでにSPYDの比率を留める
  • 元本割れを○○%したら、すぐに損切りをする
  • 上下幅が大きいSPYDには、そもそも投資をしない
  • どんな時もガチホする

などと事前に決め、

SPYDと向き合う方が、資金的にも心理的にも良い状態になると思います。

SPYDをコアにするのも度胸がいる

リスク許容度を決めても、SPYDの割合を多くするのは、中々の度胸が入ります。

コロナショックでは、VYM,HDVに比べるとダントツの下落幅でした。

SPYDをコアにして投資をしていたら、並大抵以上の心の強さがないとガチホ出来ないと思います。

短期間で約45%ほど減りましたからね。

ただ、中にはSPYDを多く持ち、配当金生活を目指している強者もいないこともないです。

コアにするしないは個人の判断ですが、コアにしようと考えている人は、※じゃじゃ馬ETFの性質があることは、頭の片隅に入れておいて下さい。

※じゃじゃ馬とは?…激しくて制御しにくい。暴れまわる例え

S&Pの中から選ばれるということは…?

SPYDの特徴の1つとして、

  • S&P500の配当利回り上位約80社を対象に投資をする

とされています。

S&P500は歴史的に見ても右肩上がりで、今後も上昇を期待されている指数です。

SPYDは高配当ETFで独自の危険性が有り、無限ナンピンモードに突入する懸念もありますが、

S&P500の中から選ばれるということは、全体を通してみたら、長期的に上がっていく可能性も少なからず有るのではないか?と解釈することも出来なくもないです。

また、アメリカの市場なので、アメリカがダメにならない限りはダメにはならない高配当ETFかもしれません。

まとめ:SPYDの今後よりもリスク許容度内で投資をすること

私はコロナショック辺りでSPYDを手放しました。

手放した理由としては、

  • 高配当に捕らわれて投資をしていた
  • SPYDの今後や将来性を勝手に予測して投資をしていた

ことが大きな原因だったと今では思います。

手放したことに後悔はありませんが、リスク許容度内で保有しないと高い確率で売却をするという教訓にはなりました。

リスク許容度の設定が出来ているようで出来ていなかったと反省中です。

コロナショック時から変わらずにSPYDを保有している人のブログも見たりしますが、そういう人はリスク許容度をしっかりと設定し、投資し続けています。

仮にSPYDに投資をするなら、今後や将来性などを考慮するより、時間と資金を無駄にしないためにも、リスク許容度内で保有することをお勧めします。

 

 

下記はSPYDに関する記事です。SPYDの個性とオワコン説から復活したことについて書いています。

 

 

 

下記はSPYDに続き、人気が高い高配当ETF、HDVについて書いてます。

 

 

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