2020年9月に入り、金融緩和により株価は上昇していますが、実体経済と比例していないこともあり、まだコロナショックの暴落から不安定な相場が続いています。
こういった不安定な時は急に相場が暴落したりするので、素人系サラリーマン投資家は投資信託の積立投資(インデックス投資やETF)以外は、なるべく何もしない方がいいです。
が、やんちゃなアラフォー手前のおっさんの私は、素人系なのにバリバリ動いています。
よく映画やドラマで危険なところを周りの制止を振り切り突っ込んで行って、痛い目をみる奴いますよね?
あれ、私です(笑)
今回はコロナショック中に、株やミニ株(単元未満株)に追加投資をしたり、アメリカのETFを変更したりしました。
そんなに大きくは変えていませんが、株とミニ株(単元未満株)はより安定した配当金を貰えるような、情報・通信の株を購入し反対に景気敏感株の卸売業(商社)も購入。
アメリカのETFは高配当SPYDから増配銘柄を集めるVIGというETFに変更です。
嫁の方はS&Pの指数に連動を目指す。eMAXIS Slim米国株式(S&P)という投資信託にコロナショック中から積立中です。
デメ家の資産の変動
今現在の相場がコロナショック中なのか、ハッキリとはわかりませんが、株価暴落時に動いた結果資産は増え、含み益の状態になりました。
そこまで大きくはポートフォリオを変えていませんが、株とミニ株(単元未満株)の投資と、主力となるアメリカのETFを変えたのは、後に大きく影響するかもしれませんね。
コロナウイルスの収束はまだ終わっていませんし、先のことはまだわからないので全力で動くことはなく、現金比率(買付余力)はそこそこ残しています。
○○ショック中は動かない方がいい?
なんとかショック中は動かない方がいいと一般的には言われています。
これは勿論、○○ショックのようなことが起こると景気が悪くなるからですよね。
今回のコロナショックでは、世界的に株価も各国の経済状況を表すGDPもボロボロになり失業率も上がっています。
日本は戦後最悪の景気後退とも言われていますね。
そんな中で個別株を購入したり、大きくポジションを変えるのは、乱高下が激しい相場になりやすくなっているため危険です。
ただ、こういったときに敢えて個別株を買い利益をあげている人もいるので、一概に動かない方がいいとは言えませんね。
長期的な目線なら○○ショック中は株価が底に近づくので、将来的な値上がりの期待を込めて、少しぐらいは動いても問題はないのかなと個人的には思います。
嫁の心境と投資状況
嫁がコロナショック中に投資デビューし、その後の心境を聞いてみました。
実際投資してみて心境はどうよ?
と聞いたところ
えっ?何も気にならない。
と言われました。
投資熱が尋常じゃないぐらい低いですね。
他にも何か追加で投資をしているのか聞いてみたところ、
何もしていない
とのことです。
嫁はズボラ投資家(いっさい手間暇かけない投資)の称号をすでに得ているようでした。
私に言われるまで楽天証券にログインもしていませんでした。私が投資デビューをしたときは気になって仕方なかったんですがね…。
夫婦でも投資後の行動があまりにも違ったので面白い発見でした。
こういう人の方が、下手に動く私のような人より、投資パフォーマンスが良かったりもしますね。
おそらく嫁はこれから先なんとかショックがまた来ようが、このままアメリカのS&Pに連動するeMAXIS Slim米国株式(S&P)のインデックス投資だけを積み立てていくことでしょう。
ミニ株(単元未満株)の変更点は手堅い株と景気敏感株の組み合わせ
ミニ株(単元未満株)はプレナスとイオンを売却。キャピタル、インカムを含め利益がほんの少し出ました。
その資金でオリックスを単元にし、JTは買付余力があったのでついでに買い増しです。
コロナショックで乱高下していてオリックスもJTも
もっと下がるかな~
と思っていたら下がらず…。
暴落と言える相場なのか、これから2番底が来るのか、推測してもわからないので、とりあえず少し買い増しした感じです。
ただ、買い増したオリックスとJTは絶賛含み損中です…。(因みに、オリックスは単元に昇格です)
自分で言うのもなんですが、投資のセンスが全く感じられませんね。
新規にはKDDIと日本電信電話(NTT)を買い、三菱商事、伊藤忠商事も購入。まだ買いたい株もありましたが、買付余力を少しでも残しておきたいため断念しました。
政府から貰ったお小遣い、コロナ時の給付金10万円は日本株に消えました。(子供たちの分はアメリカETF、嫁の分は全部渡して関与してません)
コロナショックでもそんなに企業的にダメージがなかったKDDIと日本電信電話(NTT)。それなりに影響を受けた三菱商事、伊藤忠商事。
手堅い情報・通信セクターと、リスクがある卸売業(商社)セクターを取った感じです。
結果的には、情報・通信が下がり、卸売業(商社)が上がるという…。私の予想とは真逆を行きました。
原因としては、卸売業(商社)は世界三大投資家のウォーレン・バフェット率いるバークシャーが購入との報道で上がり、情報・通信は国の政策で携帯料金の引き下げ要請の恐れがあるため下がりました。
買ってすぐに良くも悪くもこういった報道が出たので驚きました。
しかし、お父さん…本当に投資センスがありませんよ~。
これが吉と出るか凶と出るか…。いつかわかると思います。
アメリカ投資のETF、SPYDをVIGに変える
アメリカの高配当ETF、SPYDを売却し、VIGに変更です。
SPYDの売却理由はSPYDの個性がデメリットになると思ったからです。
詳しくは別記事で書いています。
VIGはアメリカ株の中から過去10年間で連続増配している会社を集めた企業で構成されるETFです。
上位銘柄はこんな感じです。日本人にも馴染みの深い企業もありますね。
まさにエリート企業を揃えたETFのようです。
現段階では高配当とは言えませんが、徐々に増配し過去に投資した資金が老後辺りになるまでに、高配当近く(約3%~)までいってくれればいいかなと思っています。
個別で高配当の増配銘柄を選ぶことも考えましたが、いくつか買いたい銘柄がETFの中にあり、まとめてETFで買えばいいかなという具合です。
増配銘柄を個別に買うよりも、パッケージでまとめて買ったイメージです。
資金力もないのでETFで買った方が管理もラクですしね。
まとめ:マイペースに絶賛投資中!!コロナ相場でも資産は微量ながら増えています
コロナショックからのダメージはまだ残っていますが、
少しばかりリスクを取り動いたのと、各国の金融緩和が上手く重なり資産は増えました。
ただ、実体経済とは少しかけ離れた株価になっており、先がどうなるのか全くわかりませんしコロナウイルスの感染も全く治まっていません。
このまま第2派が来るのか来ないのかはわかりませんが、マイペースで投資をしていくつもりです。
こういう先がわからないときは現金比率を高めて、しばらく様子をみるのも手です。
先がわからず不透明感がある中で、全力で動くのは流石に良いとは言えませんが、余力を残した状態で無理のない範囲で動く分には資産が増えることもあるので、良い点もありますね。