低収入または投資金がない状態で、高配当株に投資をしても、
一向に、配当金が増えない…。
という問題が起こります。
配当金で収入を増やしたいのに、一向に配当金が増えないと、あまり投資の意味がないですよね。
単に資金不足という問題もありますが、資金がないと配当金が増えないのは当たり前です。
そこで、配当金を増やすための解決策として、敢えて高配当株の銘柄を絞り、そこに資金を集中して配当金を高める方法があります。
例えるなら、
会社 | 利回り |
A社 | 3% |
B社 | 4% |
C社 | 5% |
D社 | 3.5% |
の配当が高い4社に分散する予定を、B社とC社の2社に絞るイメージです。
もちろんリスクもあります。個別株に資金を集中することは、常に倒産リスクと減配リスク、そして元本割れリスクがついて回ります。
銘柄選びは慎重にやらなければいけませんが、高配当株は基本的に景気敏感株が多いので、そういった銘柄が中心になってしまうのは仕方ありませんね。
では、配当金を出来るだけ多く貰うため、どの銘柄に投資をしていくか?
銘柄としては、
- JT
- オリックス
- 三菱商事
- 伊藤忠商事
- NTT(日本電信電話)
- KDDI
これらをコアとして、コツコツミニ株(単元未満株)で買っていこうと思っています。
比較的財務も安定しており、この5つは高配当であるため、資金を集中させることで、うまく雪だるま式に配当金も増えていきます。
銘柄を絞ることによって、配当金を上げることが出来る
2020年11月1日の段階でこれらの平均利回りは、
- JT 予7.82%
- オリックス 予6.25%
- 三菱商事 予5.76%
- 伊藤忠商事 予3.52%
- NTT(日本電信電話) 予4.55%
- KDDI 予4.3%
となっています。
あくまで予想なので、今後はわかりませんが、平均すると約5.36%となります。
利回り5%といけば、税別で
- 100万円なら5万円
- 200万円なら10万円
- 300万円なら15万円
と、貰えることになりますね。
仮に2%だと、税別で
- 100万円なら2万円
- 200万円なら4万円
- 300万円なら6万円
となり、将来的に考えると配当金が貰える金額の差はドンドン開いていきます。
高配当株でも銘柄を数十社以上分散させた方が、減配リスクや倒産リスク、元本割れリスクを減らすことは出来ますが、
厳選した高配当株に資金を集めた方が、利回りがあまり平均化されず、利回り自体を高めることが出来ます。
この辺は好みになります。
資金源がない場合は高配当株を絞り、資金を集中させていった方が、配当金を増やす効率は上がります。
ただ、厳選したところで、景気が悪くなったら配当金も減配されるので、その辺のリスクはついて回ります。
効率を上げるため含み損のある銘柄から少しずつ買う
資金を高配当株に投資をするときは、含み損も銘柄によっては出ます。
闇雲にナンピン買いをしても、効率は悪いので、暴落が来ない限り、私は-15%前後の株からナンピンする予定です。
高配当株にナンピンしても、日産や東京電力のように経営者や外部的要因で一般的にクソ株と言われるようになったら、お別れ対象株です。
マイナスが出なかったら、配当が高いものから順に買っていきます。
注意点として、今後も高配当株かはわからない
高配当株の注意点としては、今後も高配当かは保証されないということです。
商社株は一般的に高配当ですが、長期でみると高配当でない時期もあります。必ずしも見積もり通りに高い配当金が貰える保証はどこにもありません。
その点を理解して投資をしていかないと、
こんなハズではなかった…
と、後で困ることになります。
出来ることならリスクもあるので、どこかで余力を残して投資をした方が良いですね。
まとめ:高配当株はリスクはあるが、うまくいけば配当金を雪だるま式に増やせる
高配当株も投資なのでリスクはあります。
リスクはありますが、雪だるま式に資産も配当金も増やすことが出来ます。
分散をしすぎると、私のような資金力がない雑魚投資家はいくら経っても配当金が増えません。
高配当株の中でも、より高配当の銘柄に集中投資をすることで、その問題をクリアすることが出来ます。
出来ますが、それはそれでリスクがあるので、リスクを取れる人以外はあまりこのやり方はオススメはしませんね。