家の資産運用は、まとめて私の証券口座で管理していますが、最近になり、嫁が投資に興味を持ち始めて自分でやってみたいと言うようになりました。
理由を聞いたところ、
銀行にへそくり入れてても全然増えないから…
とのこと。
(つぅか、へそくりという隠し財産あったんかぃ…!)
そのへそくり投資をどうするか…?
投資と言っても、色々ある中で、嫁には投資信託のインデックス投資を勧めました。何故、投資信託のインデックス投資を勧めたのかというと、
- 資金がそれ程ないので、少額からしか投資が出来ない
- 投資にあまり興味がなく、面倒くさがりで、投資は放置プレイがいい
という条件だからです。
ソーシャルレンディングやミニ株(単元未満株)もありましたが、それらは企業や投資先を分散して買う投資ではなく、1ヶ所にお金を集中して行う投資です。
集中して投資をするので、その分リスクも高い上に、初心者にはそこそこの投資知識がないと、投資先を調べたりする時間と手間もかかるので、
嫁には投資信託一択にしました。
投資信託もファンドを調べたりする時間はかかりますが、他の投資に比べれば、そこまで労力は使いません。
また、投資信託なら損失が出ても、何より投資する時間の分散と企業の分散も出来るので、長期で見たときに利益が出しやすいです。積立ならドルコスト平均法も使えますしね。
資産運用でやってはいけない【卵を一つのカゴに盛るな】(1つの資産に集中して資産を置くな)ということも自動でファンドがやってくれます。
こちら側がやるのは、
- 証券口座を開設(NISA、iDeCoを使う人は証券口座から別途口座を開設する)
- 投資信託(ファンド)選び
- 入金や積立設定
- 出口戦略(個人的にはおおまかでいい)
ぐらいで、そこまで難しくはありません。
やることをやって仕組みさえ作ってしまえば、投資信託の積立は放置プレイが出来るので、嫁のような性格の人でも続けられる投資になると思います。
投資信託様々ですね。
どんな投資にも元本割れリスクがある
投資をする前に、嫁にはカイジの漫画に出てくる利根川風に、
投資は元本割れもするが、そのリスクを背負うからこそ、見えてくる世界がある…。
と、元本割れを喰らっている負け犬投資家の私は偉そうに嫁に伝えました。
反応は
ふ~ん
まぁ、こんなもんです。
ちょくちょく私の証券口座の中身も見せたりしているので、何となく言われなくても投資の危険性をわかっている感じでした。
元本割れをどう乗り越えるかで、投資の運用成績も変わってきます。
インデックス投資と言われる投資信託の積立投資は、元本割れをしているときに、我慢して積立を続けていけるかが鍵になる投資です。
偉そうなことは言えませんが、投資信託(インデックス投資)の元本割れとの向き合い方は、積立を続けて、放置が一番です!
投資信託をやるにあたり、どの証券会社を使うことにしたのか?
まずは投資信託を購入する前に、証券会社で口座を作らないと話になりませんね。
正直なところ、ネット証券ならSBIや楽天、マネックスなど、どれでもいいかなという具合です。嫁は楽天証券を選びました。
理由は私がSBI、マネックスの証券会社で投資をしているから、自分は楽天という感じです。楽天経済圏に突入するなら、楽天証券一択になるんですけど、特にそんな理由もなく選んでいました。
(女の勘ってやつかな…)
投資信託中心の投資なら、ファンドの取り扱いが多いSBIか、楽天かの2択が良いので、女の勘も冴えるときは冴えるようです。
つみたてNISA、楽天証券のランキングが気になったので見てみた
証券口座開設後に、投資信託に投資をするなら、つみたてNISAをやった方がお得です。
デメリットとしては、損益通算が出来ない、状況によっては税金がかかってしまうということがありますが、それらを考慮しても良い制度だと思います。
楽天証券のホームページの中に、つみたてNISAの買い付けランキングというものがありました。
ランキング条件も設定できるので、自分の年齢や性別で検索してみると、色んな順位がわかるので面白いです。こういったモノも活用し、投資信託のファンド選びの参考にしてもいいかもしれません。
嫁の条件であてはめたら、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が1位でした。
他にも参考になるサイトもあります。1年に1回、ランキングを投票で決めています。下記の記事内にそのことを書いているので、時間があれば覗いてみて下さい。
結局、ポートフォリオは?投資信託と言ってもどのファンドに投資をしたか?
嫁のポートフォリオは、
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を軸に投資をし、後は嫁が良いと思う投資信託(インデックス投資)を足す感じです。
楽天証券のつみたてNISAランキング、1位をパクるんかぃ!と思われそうですが…(笑)
どの年代もeMAXIS Slim米国株式(S&P500)がつみたてNISAでは1位でした。皆さん、ネットや投資系ブログとかでよく調べているんだなという印象です。
この指数を買っておけば、間違いないというブロガーも多いですし、
何より世界三大投資家の1人、ウォーレン・バフェットさんも自分が亡くなったら、米国のS&Pインデックスファンドに投資を勧めています。
米国のS&P500指数は、誕生から今まで上下を繰り返しながらも、綺麗な右側上がりで成長しています。
それに世界経済は米国中心ですし、この指数をメインにするのが、一番無難かなと思います。
アップルやマイクロソフト、アマゾンなど日本人にも馴染みが高い有名な、名だたる企業がこの指数に入ってますからね。
あとは、勿論「どこやねん…、知らんがな。」という企業もあります。500社もあるから知らない企業があっても、当然と言えば当然ですね。
米国の指数全体を買うインデックス投資も候補には上がりましたが、既にドル建てで、米国全体の企業を買うETF(VTI)積立を子供たちの教育資金作りで活用しているので、
それらを扱う投資信託は候補から外しました。
まとめ:投資に興味はなくても、やるなら多少は自分で調べて管理をすることが大切
投資に興味がなくても、やるとなったら少しは自分で調べることは必要です。銀行の預金口座と一緒で、自分の口座は自分で管理しないといけません。
嫁には、投資のやり方と銘柄選びだけをざっくり教えました。
あとは、
何かあったら、ある程度は自分で調べてわからなかったら聞いて
と言っておきました。
とりあえず、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)だけでも問題はありませんが、それ以外は、好きにやってもらおうと思っています。