オフショア投資中でもやめた方が良い状態とその他の質問について

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オフショア投資のブログを書いていると、ちょくちょくオフショア関連の質問が来たりします。

質問内容は、ほぼ同じような感じですが、私自身ブログのお問い合わせメールを頻繁に確認することもあまりなく、各々の対応も遅くなってしまいます。

なので、お問い合わせをしなくても解決出来るように、この記事を書こうと思いました。

前提として、

オフショア投資(積立型)は以下のことをすると元本割れが高い確率で起こり、負け確定の投資となります。

それは

  1. 積立を減額する
  2. 積立を停止する
  3. ポンコツファンドマネージャーがファンドを組み運用する(投資タイミングも重要)

です。

『1』と『2』の理由として、積立型のオフショア投資は基本的に、

  • 満期まで積立を継続する

という名目で設計されています。

よって、満期まで積立を継続しないと、手数料が大きく掛かる仕組みです。

また、その手数料を軽減するボーナスも貰うことが出来ません。

積立ての減額の場合は、減額の度合いにもよりますが、停止と同じように軽減するためのボーナスが薄れてしまいます。

『3』の『ポンコツファンドマネージャーがファンドを組み運用する』は、そのままです。

ファンドを組み込むファンドマネージャーの腕が最悪だと、いつまで経っても元本割れ状態になります。

この『1』〜『3』の中で1つでも当てはまると、オフショア投資の成功は遠のき、運用が厳しい道のりとなってしまいます。

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こんな状態ならオフショア投資はやめた方が良い

オフショア投資をやっていると必ずこの壁に当たります。

それは

このままオフショア投資を継続した方が良いのか?解約した方が良いのか?

ですね。

質問にもよくある例です。

これは個人差(契約状況や積立額など)があるので何とも言えず、個人で判断するしかありません。

理由としては、

  • どれくらいから積立の停止(減額含む)をしているのか?
  • 積立の再開をする予定はあるのか?
  • 積立額はいくらか?
  • クレジットカード支払いか?
  • 満期までどれぐらいか?

など、

深掘りしないと見えてこない情報が多すぎるからです。

ただ、こういった場合は解約した方が良いかもしれません。

というより私なら解約します。

  • ファンドマネージャーの運用がずっとダメ(10年以上、毎年のように元本割れが続いている)
  • 30年契約で、積立期間がまだ20年以上残っていて、積立の停止(減額含む)をずっとしている
  • 積立て額を大きく減額をした
  • 積立の停止をして再度、積立てる気がない

などです。

解約時は早期解約手数料が取られるので、大きく元本割れします。

元本割れしますが、こんな状態で投資をしていても、手数料や運用の関係でドンドン傷口が広がるだけです。

損切りするなら、損切りをした方が色んな意味で楽になります。

※停止や減額で実際にどれくらいの手数料が掛かっているのか?解約時はいくら戻ってくるのか?は、皆が皆同じ状況ではないので、そこの数字は異なります。IFAに問い合わて教えてもらうやり方が一番確実です。

オフショア投資で減額や停止をすると何故オワコン化するのか解説

冒頭でも言いましたが、オフショア投資は手数料の構造上、減額や停止をすると高い確率で元本割れします。

ハンサードで例えると、何もしなくてもこれぐらい引かれます。

  • 契約管理料 月約14ポンド(日本円で約2500円ほど)【インフレ率により変動することもある】
  • マネジメント手数料(IFA)、約年1%〜2%
  • 初期口座手数料、約年7% + 貯蓄口座、約年1%
  • クレジットカード手数料:約2%(クレジット引き落としなら引かれる)
  • スプレッド料(売買にかかるスプレッドの差額)

などです。

積立の停止をすると、継続することで得られるボーナスが得られず、これらが手数料として満期、または解約するまで丸々乗っかります。

クレジットで払っていなければ、クレジットカード手数料は掛かりませんし、ファンドの売買をしなければ、新たなスプレッド手数料はありませんが、

それを抜かしたとしても、約8%かかります。

こうなると手数料的には、ぼったくりバー並のぼったくり度合いです。

これに運用もマイナスならマイナス分も引かれます。

世の中、安定的に毎年8%以上の利益を出すファンドは存在しません。(もしかしたら、存在するのかもしれませんが…。笑)

インデックス投資界の最強と言われるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の利回りでさえ、年利平均約8%前後( 2002年~2021年)ですからね。悪い時もあれば、良い時もあります。

停止や減額などをしたら、オフショア投資の場合は手数料負けをし、かなりマズイ状況になるのは明らかです。

オフショア投資で扱っているアクティブファンドは指数(ベンチマーク)に負けているファンドが殆どですしね。

負けているということは、年利8%以下は当たり前の数字になります。

このことからも解るように、減額や停止をすることで、オフショア投資は高い確率でオワコン化へ突入します。

疑問点はIFAへ

基本的に、自身がやっているオフショア投資の疑問点はIFAに聞くのが普通です。

  • 早期解約手数料はどのくらいで手元にいくら残るのか?
  • 自身のプランの手数料はいくらか?

などは、IFAに聞きましょう。

手数料も支払っていますしね。

IFA?悪徳業者経由で契約したから、わからないんだけど…。

という人は、

契約書またはオフショア投資を提供している海外の会社(ハンサードならハンサード)にログインすれば載っていると思います。

それでもわからなければ、自身でIFAを変えて状況を立て直すか、直接海外の会社に連絡して確認するしかありません。

IFAの変更は現在のIFAに連絡する必要はなく、新たなIFAとのやり取りだけで出来ます。

(※プランによってIFAを変更が出来ないこともあります。)

 

 

オフショア投資の業者関係者様へ

本当に稀ですが、たまに手伝いや協働のようなメールが来たりします。

しかし、私はあくまでも経験した中での情報や良いと思った情報を発信しています。

その中で、特定のオフショア投資のIFAを紹介し、そこで金銭を得ようとは思っていません。(法律違反になる可能性もあるため)

それは今後も変わらないので、ビジネス的な観点でのお問い合わせはご遠慮下さい。

まとめ:最終的にオフショア投資をやめるやめないは自分で決める

オフショア投資をやめるか?やめないか?は『自分次第』なのが答えです。

個人的には、積立を始めた金額のまま満期まで継続出来そうで、ファンドの運用が上手く行っているのであれば、無理して解約をする必要はないと思います。

逆に積立の停止や減額をして、ファンドの運用も微妙なら、解約を視野に入れて行動した方が良いのかもしれません。

満期まで残り数年なら粘るのも有りですが、判断が難しいのが現状です。

未来がどういう結果になるのか、わかりませんからね。

オフショア投資(積立型)で確実に言えることは、

  • 契約年数が20年~30年で初期口座だけ積み立てて、後は積立を停止、または大きく減額をしたら、

負け確定の投資になるということです。

損失を確定するのは、※プロスペクト理論の影響でなかなか難しいですが、傷口を広げないためにも、賢明な判断をした方が良いと思います。

因みに、私はオフショア投資の早期解約により、約100万円ぐらいの損失を喰らい妻から『冷たい眼差し』と『暴言』を喰らったことは言うまでもありません…。

※プロスペクト理論とは…損失が出ても損切りによって損失を確定させたくないといった人間の『損失回避性』の行動心理
オフショア
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