夫婦そろって低収入ですが、共働きのお陰で普通の生活は出来ています。投資もやっているので恵まれていると言えば恵まれていますね。
周りでは殆どの人が車を所有していますし、住宅ローンを組んで終の棲家を見つけています。子供がいるところは習い事もさせています。
反対に私は車も夢のマイホームもありません。習い事もさせていません。自分の身の丈に合ったお金の使い方を心掛けています。
車の代わりに自転車または徒歩で移動。そして、たまに運転手付きの格安移動車(バスや電車)を利用し、賃貸で暮らしています。
子供の習い事は賛否はありますが、私の家庭では親や自然、友人から学びなさいスタイルで基本的に自由にさせています。(嫁は習い事をさせたいようですが…)
慣れてしまえば不思議なモノで、このような生活スタイルが当たり前になりますね。
いろんな家庭の形があるので、どの生活スタイルが良いという正解はありませんが私の所はこんな感じです。
なるべくお金を使わない生活スタイルなので、必然的に支出も抑えることも出来ますね。
都内在住4人暮らし、共働き低収入夫婦の月の支出は…
我が家の月の支出は、共働き夫婦4人暮らしで月にもよりますが、ざっくり23万円前後ぐらいです。(投資金は一切含んでいません。)
実際には、毎月生活費もお小遣いも余っているので、約23万円もかかっていないことが殆どですが、大きな買い物が重なったときやお祝い事があるときは、勿論23万円をこえることもあります。月にもよって変動しますが、トータル生活費の支出は20万円~30万円を見ておけばいいかなという具合です。
例として上げると、こんな感じです。
デメ家の月の支出 | |
家賃(賃貸) | 84,000円 |
生活費(食費、外食費、日用品など) | 45,000円 |
クレジットカード(通信費や生命保険、化粧品、家族の洋服代、オムツなど) | 20,000円~ |
デメ男(お小遣い) | 20,000円 |
嫁(お小遣い) | 20,000円 |
都民共済(医療保険) | 4,000円(返戻金があるので、実際はもう少し安くなる) |
個人賠償責任保険 | 140円 |
電気 | 3,200~5,000円 |
ガス | 3,000~6,000円 |
水道 | 3,900~5,000円 |
保育園代(長男のみ) | 0~20,000円以内 |
合計 | 229,140円 |
クレジットカードは20,000円で計算し、電気とガス、水道は高い値段で計算、都民共済は4,000円で計算。保育料は20,000円で計算しています。
保育園の金額を書くと年収がわかる人には予測出来るので、ざっくり表示は0~20,000円の間にしておきます。
クレジットカードは嫁の化粧品や子供のオムツ、家族の洋服代(特に子供たち)、生命保険代、通信費、子供のドリル代など、まとめて支払っています。
生活費(食費、外食含む)、病院代、日用品などの45,000円は毎月全部使うわけではありません。場合によってはそこそこ残りますし、大して残らないこともあります。
夫婦揃って連続で病気をしたらオーバーするときもありますが、今まで10年ほど夫婦生活をして1、2回あったかどうかなので、この費用で落ち着いてます。
お小遣いは嫁と各20,000円(育児休暇中、嫁は20,000円以下)ですが、お互い全部は使っていません。
私はお小遣いで余った資金をミニ株やアメリカ投資の養分にするため、出来るだけお小遣いを残すよう心掛けています。嫁の方はわかりませんが全部は使っていない…と思います。(さすがにそこまで監視はしません)
数字的に生活費もお小遣いも、少し多めにしている感じです。
生活費という名目の余った資金は別でまとめていて、いつも嫁と年末にどうするか毎回話し合っています。
気持ち的には、
余った資金は全部投資だーーー!!ひゃっはーー!
ですが、
はぁ~!?何でアナタの都合のいいことだけやろうとしてるの?頭おかしいんじゃないの?
と毎年言われます。
(「いつか全部投資していいよ。」って言ってくんないかな…。その前に頭おかしいって…。傷つくぜ。)
食費もなるべく使わないように自炊を心掛けています。これはどの家庭も一緒ですね。
学生の頃、居酒屋の厨房でアルバイトをしていたので特に苦にすることなく料理もしますし、買い物も長女と一緒に2人でよく行きます。
最近では、料理に娘も参戦してくるようになったので、時間は掛かりますが出来る限り色々やらせています。
全体を通して言えば、世の中にはもっと支出を抑えている強者はいると思いますが、都内在住4人暮らしの我が家の支出は可もなく不可もなくといったところかなと思います。
一般的な家族4人の支出平均はいくら?
一般的な家族4人の支出データは総務省統計局のホームページから調べられます。消費支出の平均値は約33万円ぐらいです。(毎年、調査は行われるので年ごとに多少は変わっていきます。)
年収ベースだと、
年収 | 消費支出 | 平均値(消費支出) |
250万円~300万円未満 | 186,760円 | 330,391円 |
300万円~350万円 | 221,673円 | |
350万円~400万円 | 222,888円 | |
400万円~450万円 | 253,628円 | |
450万円~500万円 | 248,016円 |
出典:総務省統計局ホームページ「家計調査報告」を元に制作(500万円以降省略)
ただ、このデータは家賃のところが有り得ないぐらい低いです。平均約2万円です。
年収 | 住居費 | 平均値(住居費) |
250万円~300万円未満 | 21,968円 | 20,588円 |
300万円~350万円 | 26,194円 | |
350万円~400万円 | 15,507円 | |
400万円~450万円 | 49,282円 | |
450万円~500万円 | 19,288円 |
出典:総務省統計局ホームページ「家計調査報告」を元に制作(500万円以降省略)
これを真に受けると、
家賃をドラえもんのジャイアン並に強引に値切ってんのかな…。それとも秘密の呪文でもあるのか…?
となりますが、単に持ち家の人もいるので平均値が下がっているようです。因みに持ち家率は平均で76.2%です。殆どの人が持ち家ということになりますね。
賃貸の場合は家賃相場は地域にもよりますが、特に都内や人気の都市で相当の事故物件でない限り、4人家族で約2万円の部屋で生活をするのはなかなか厳しいかなと思います。
家賃の金額を賃貸の数字で出したら、総務省の支出データよりは数万円は上乗せされる計算になりますね。それらを考慮したら我が家は年収的に250万~300万円未満の家庭と同等レベルの生活水準に似ています。
250万~300万円未満の家庭は住居費が21,968円なので、我が家の家賃84,000円との差額は62,032円です。総務省統計局の住居費なら合計の生活費229,140円から62,032円を引いて、167,108円になりますね。
もっと詰めれば、節約は出来そうだけど…
正直なところ、月の生活費を毎回20万円を越えない家計を目指したいですが、家族がいるので賛成されないこともあり難しいです。(特に嫁の反対…)
我が家の更なる節約候補としては、
- 家賃をもう少し安いところを探す〔東京から離れる、目標家賃7万円以内が理想〕
- 食料費を浮かすために家庭菜園をやる
- 医療保険の解約
などと、考えたら色々と出てきますが、赤字垂れ流しの家計にはなっていないので、すぐにやらなくてもいいかなと思っています。
個人的には家賃と食費をどうにかしようと思っていますが、いつも嫁と話し合いが平行線になるので後回し中です。
東京から離れて家賃を抑えることも検討しましたが買い物が不便になり、車を所有するか、もしくは車をレンタルするコストがかかってくるので、そこを考えたらどうかというところです。
あとは2人とも勤務先が都心なので、通勤のことを考えたら多少の不便さもありますね。
また、食費を浮かすために家庭菜園もやりたいんですが、
虫が嫌いだからムリっ!
と、コンクリートジャングルに囲まれた都会育ちのお嬢ちゃんが言いそうなセリフをいつも嫁から言われるので断念しています。
第二子が生まれるまでは格安で畑を一部同志と一緒にかり、野菜を育てていたこともあるので育てる費用のことを考えても、たくさん出来る野菜を選べば食費も節約することが出来るんですがね…。
虫に慣れてもらうためにも、団子虫でも投げてやろうかな~。
保険に関して言えば、生命保険は子供たちが成人するまでは入る予定です。医療保険はある程度の資産が出来て、健康保険だけで入院も十分に賄えると思ったら解約予定です。
まとめ:節約をガンガンしても疲れることもあるので、程々が一番
低収入の共働きでも普通に生活が出来ているので、そこまで切り詰めての節約は実行していません。個人的にはやりたい気持ちはありますが、家族との兼ね合いもありますからね。
いくら嫁とはいえ価値観が違うところもあるので、生活に関して我慢したくないところも多少のズレがあり変わります。お互いに譲歩して今の状態なので、毎月赤字にならない限りはそこまで節約モードにはしないかなという感じです。
また、家計を抑えるために節約をしても程々にしないと疲れることもありますね。
食費をもう少し浮かせようと閉店まじかのスーパーに、売り切り食材を狙って行ったりしていた時期がありましたが、
そもそも安売りしてなかったり、食材が売り切れてたりして買い物すらしないときもあり、余計な体力の消耗と時間の無駄に終わることもあったのでその節約はやめました(笑)
業務用スーパーや食材が安い商店街の店で買った方が効率はいいです。
これから節約をするのであれば、独身でない限りどの節約までは我慢できて何がイヤか。家族で話し合うことが一番大切ですし、疲れない程度に節約を楽しむぐらいが丁度いいかなと思います。