失敗するリスクを減らすためにも、オフショア投資(オフショア保険含む)は初めの入り口が大切です

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オフショアの海外投資で失敗談として多くあるのが、代理店や仲介者から聞いていた投資とのギャップが開きすぎていて、不安になりやめてしまったり、

契約後に放置されて、オフショアファンドの組み込みも、一切メンテナンスもせずIFAに丸投げで、その後に投資家が損失に堪えられなくなり解約。

また、肝心な紹介者と連絡が取れずに、書類関係のことが英語で全く理解出来ず、最後は面倒で嫌になり解約といった具合です。

仲介者がIFAに丸投げしても、投資家がIFA側と意志の疎通が出来て、相性が良ければ何とでもなりますが、そうでない場合は解約の道へ進む人が多いですね。

結局のところ、ダメな代理店や悪質な仲介者からオフショア投資(オフショア保険含む)を契約してしまうと、

何らかの理由で解約の道を進むことになり、オフショア投資が失敗に終わってしまうことが多少なりともあると思います。

オフショア投資を始めようと契約するのであれば、失敗するリスクを下げるためにも、しっかりと最後まで面倒を見てくれる所を窓口にすることは大前提です。

そうしないと私のように、後になって苦労します。

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一般的なオフショア投資の流れ

オフショア地域の投資や保険は、通常代理店や海外のIFAなど、誰か間に入ってもらって契約するのが一般的です。

中にはダイレクトにオフショアにある海外保険会社や投資会社に、直接連絡して契約している人もいます。

そういう人は香港なら香港、シンガポールならシンガポールと、オフショア地域といわれる所に住んでいて、現地の投資事情に詳しい人です。

私のように日本に住んでいても、直接やることも可能だと思いますが、やり取りする手間や、そもそも日本人には馴染みのない知らない会社ばかりなので、一般的に直接やる人はいないと思います。

なので、日本からオフショア投資や保険を契約するには、代理店や仲介者に依頼する流れが主です。

この仲介役たちが、しっかりと最後まで面倒を見てくれる所を紹介することは、大前提です。変なところや悪徳な仲介者だと、私のようにバックレられます。

では、どこでダメな代理店や悪質な仲介者たちを見分ければいいのか?

完璧とは言えませんが、消えていった人たちの特徴を見て学んできたので、情報を共有しようと思います。

 

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失敗しないためもオフショア投資に関わっていた悪質な代理店や仲介者の特徴を知る

悪質な代理店や人を通してオフショア投資をしてしまうと、後々トラブルになることが多いです。

私の場合は、仲介兼用でIFAを個人でやっていた人が、消息不明という素敵なトラブルをプレゼントしてくれました。(日本の会社です)

今となってはネタに出来ますが、当時は結構悩みました。如何せん英語も出来ませんし、オフショア投資は情報量が少なく、情報を発信しているのは業者系が圧倒的に多いですからね。

ダメな特徴としては、

  • 各国からの許可を得ていない(ライセンスを得ていない)
  • 顧客目線ではなく、自分たちの利益のことしか頭にない。契約後に、投資家がどうなろうが知ったこっちゃない

という具合です。細かいことは下記に書いていきます。

オフショア地域にあるファンドは利益を出し続けると嘘を言う

オフショア投資のセミナーで、

 

やんちゃboy
やんちゃboy

オフショアファンドは利回りが毎年10%以上出ますっ!

 

という悪徳鉄板ワードを連発する人がいます。

オフショア投資を長らくやっていますが、毎年10%以上の利回りを出すファンドは存在しません。もしかしたら、私が知らないだけかもしれませんが、本当に存在しているのであれば、世界3代投資家

  • ウォーレン・バフェット
  • ジム・ロジャーズ
  • ジョージ・ソロス

この中に、そのファンドマネージャーは入れますし、下手をしたらこの3人を超える実力者です。

それに、そんなファンドがあったら世間が放っておくはずありません。マスコミが押し寄せると思います。

ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイでさえ、マイナスを出すこともありますからね。そう考えると、毎年利益を出し続けるファンドはファンドマネージャーが神様でない限り存在しなさそうです。

オフショアの投資は税金がかからないと夢物語を言う

 

やんちゃboy
やんちゃboy

オフショア地域は非課税です。よってオフショア投資は税金がかかりません!!だから日本で投資をするよりお得でっせ!

 

こんな事を言う悪徳業者関係者もいます。

オフショア投資だろうが何だろうが、投資で得た利益はしっかりと決められた割合の金額を納税する義務があります。

オフショアで非課税なのは、現地の税金だけです。

例えば、日本に住んでいて日本から香港にあるファンドに資金を運用して貰い、利益を確定させるとします。

この場合、香港に居住はしていないので香港の税金は免除されますが、日本には利益分を申告し、日本の納税制度に従うことになります。

中には、

 

やんちゃboy
やんちゃboy

オフショア地域で得た利益は日本に持ってこない限り、申告の必要はない!

 

と言う人もいますが、それは立派な脱税行為になるのでやめた方がいいです。

日本に持ってこようがこなかろうが、投資で得た利益に対しては、常に納税義務が発生します。

HSBC銀行やスタンダードチャータード銀行などにお金を置いておいても、今は国同士で情報交換されているので、いずれ国税局に把握されるでしょう。

投資家に無理な積立プランで契約させようとする

オフショア地域や他の海外投資を扱う悪徳業者関係者がよくこの手を使います。

年収が少ないのに、毎月大きく負担のかかる金額で積立をさせたり、60代の年齢の人に30年以上の契約をさせたりと、なかなかやることはえげつないです。

オフショア投資の積立をする金融商品の殆どは、長期投資を考慮し作られたモノです。(中には一括投資も有り)

長期投資なので、出口戦略も積立られる金額も、その人に合ったプランでしっかりと考えなくてはいけません。

何故、悪徳業者関係者はその人に合ったプランで考えないで、一方的により長い期間で積立をする金額を上げたがるのか?

答は至ってシンプルです。自分たちに入る報酬目当てです。

オフショア投資は積立する金額と、投資家がどれだけ長い期間投資をするかで、報酬が決まります。報酬はある一定の期間、顧客が投資をしてくれれば手に入ります。

その後は、顧客がどうなろうがもう紹介者に報酬は入りません。悪い言い方をすれば一回でも報酬が入れば、その先顧客がどうなろうが知ったことではないのです。

報酬の形は海外の会社によっては、違うところもあるかもしれませんが、だいたいそんなとこです。悪徳業者関係者は自分たちのことしか考えていません。自分ファーストです。

向こうもプロなので、より長期的に大きな積立金額をしてもらえるように、うまく誘導してきたりもします。

すぐに積立の減額や停止も出来るとも言ってきますが、それはそれで後になって手数料が多くのってしまうのでやめた方がいいです。

悪徳業者関係者の見極めは難しいです。

目安として、最低投資金額や短い期間(10年前後)のプランすら提案してこない所は、なるべく避けた方が賢明だと思います。

日本の経済的な滅亡論を熱く語る

日本のネガティブイメージをセミナーで連発する業者はやめましょう。勿論、日本ネガティブキャンペーンも、セールストークです。中には得意気に

 

やんちゃboy
やんちゃboy

日本の借金は世界一で将来大変なことになりますよー。だから年金なんて貰えません!!

 

と熱く語る方々もいますが、日本は実は世界一のお金持ちの国です。

 

日本対外資産出典:財務省ウェブサイト 令和元年末対外資産負債残高、一部抜粋

 

 

世界経済が悪くなって円高になるのは、それだけ日本は安全な国として見られているからだと思いますし、財政破綻しそうな国の通貨を誰が好きこのんで買いますかね?

それに、景気が悪く株価が下がってるときに報道で、

 

安全資産の円が買われ~。

 

と出ている内は、全くもって問題ないかなと、個人的には思っています。

ただ、政府の借金で本当にダメになるかもしれませんし、財務省のデータを見て対外純資産豊富だから問題はないという考えもあります。

色んな考え方はありますが、私はポジティブ人間なので、財務省のデータを信じます(笑)

それに悪徳業者関係者に限って言えば、日本ネガティブ論争はしますが、日本から出ていないという矛盾。

 

デメ男
デメ男

(いや、むしろ消息不明になるから海外移住したのか…。)

 

未来のことは誰にもわかりませんが、日本が本当にダメになったら、日本が投資している国々も偉いことになりますね。

過度に日本の不安を煽って投資をさせるのはどうかと思いますし、日本が破綻なんてしたら、どの企業も閉店ガラガラ状態になるので、普通の人は積立どころではないです。

日本がダメになるなら、

 

やんちゃboy
やんちゃboy

オフショア投資で資産フライトやー。

 

じゃなくて、積立出来なくなるリスクを検討して、

 

途中解約したら大きく元本割れするオフショア投資はしない方が賢明です。一括型のオフショア投資や保険商品にしましょう。

 

という助言の方がまだいいですよね。

よくわからない投資商品(私募ファンド)と抱き合わせ

これも悪徳になかなか多いです。中には途中から私募ファンドに手をつけて、消えていく方々もいます。

オフショア投資と一緒に私募ファンドを契約させる業者に限っていえば、数年後に消えていくことが多いです。(殆どの私募ファンドがポンジスキームという詐欺案件のため)

私募ファンドで年利をある程度確保し、その配当でオフショア投資をするという、お金がお金を生む裏技が本当にあればいいんですがね。

例えるなら、500万円一括投資して、私募ファンドから毎年10%の配当を貰い50万円ゲットしたら、その50万円で毎月3~4万円前後の金額で、オフショアの積立投資をする形です。

その裏技の真意はわかりませんが、オフショア投資と抱き合わせでそれら私募ファンドを進めていた悪徳業者関係者は、何故か数年後、FacebookやTwitterから突如として姿を消しました。

 

デメ男
デメ男

(もしかして、この消息不明パターンも海外移住かな…?笑)

 

まぁ、数年して消えるということは、危険な投資だったということです。安易に大手銀行や大手商社が関わらない私募ファンドには、手を出すなということですね。

現地の国の許可を得ていない

これはもう商売をする以前の話ですね。オフショア投資は、日本国内ではグレーゾーンの部類なので、一部の金融商品は許可を得ていなくても営業は出来ます。

しかし、許可を得ていないということはそれだけバックレやすく、連絡が取れなくなることもあります。

オフショア投資そのものは問題ないにしても、それを販売し紹介する業者や人に問題があれば、海外の保険会社とのやり取りも、後々出来なくなる可能性が高まります。

私のハンサードの契約は無登録業者からだったので、思いっきり当てはまりました。無登録業者にはくれぐれも気をつけて下さい。

英語が出来ないのに日本語が出来ないIFAに投げて、何かにつけて手数料をとる

軽い正当方のカツアゲみたいな感じです。オフショア投資の情報がないために、うまく顧客からお金を巻き上げようとします。

大体オフショア投資の流れは、

顧客→代理店→IFA→海外保険会社

です。

代理店は契約後、もうIFAではないので、顧客と関わらないのが普通です。

しかし、代理店の中には何かにつけて

  • 書類の和訳で○円
  • 書類の提出で○円
  • スイッチングするのに○円
  • 契約後の相談で1回○円

と、IFAとの間に入って手数料を取ろうとします。

顧客もそれが普通なのかという具合に、書類関係のメールや郵送物が自宅に来たら、その代理店に頼ってしまいます。

普通はそういったオフショア投資のメンテナンスは、海外ならIFA、海外のIFAと契約していない場合は、日本なら個別にアドバイザーがやってくれます。(中には保険会社と直でやる人もいるかもしれません)

通常、この海外のIFAも日本のアドバイザーも、運用関係や契約後のメンテナンスなどを無料でやってくれます。

無料なのは、もともとオフショア投資のトータル手数料に含まれてるためです。(スイッチングや和訳は海外のIFAにて異なる)

海外IFAなら手数料は既に運用中に掛かっていますし、日本のアドバイザーならそのIFA代がかからない分、別で年間契約の必要があります。それもピンキリで海外のIFAと契約するよりは、安い場合もありますね。

顧客の無知を利用して、あたかもIFAとのやり取りは自分たちが入らないと出来ないと言い、

仲介手数料のように、バンバン金銭を要求するところは、投資のパフォーマンスが落ちる原因にもなりますし、ぼったくり感が半端ないです。

投資パフォーマンスのことを考慮しても、そういうところは避けた方が無難です。

※全く関係ないIFA(第三者)に何かを依頼するときは、何かしらの手数料は取られることはあります。

 

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代理店やIFAとのミスマッチが嫌なら間に入る人たちをなくすのも有り

俗に言う、オフショア投資やオフショアの保険は、代理店やIFAを通さなくても契約することが可能な金融商品もあります。

現に私はアドバイザーを付けて、IFAと契約してなくてもオフショア投資が出来きています。(海外のIFA同様、維持費が多少かかります)

通す人や会社が多く関われば、その分時間もかかりますし、意志の疎通が出来なくなることもあります。

そういうのが面倒な人は、アドバイザーを付けて自分でやるか、直で海外の保険会社とやり取りをしてもいいかもしれませんね。

オフショア投資で悪徳業者と現在関わってしまったなら…

悪徳業者関係者と関わるなと言っても、過去の私のように既に関わってしまっていると打開策が難しいと思ってしまいますが、そんなことはありません。

ネットで調べれば、なんとでもなります。既にオフショア投資をしている人に教えてもらったり、業者に連絡してもいいです。

方法はたくさんあるので、試してみるのもいいですね。

契約費用に関しては、海外のIFAもアドバイザーも年間契約です。海外のIFAなら時価総額の1~2%前後が相場です。

アドバイザーなら時価総額関係なく、年間いくらと決まっており、多少違いはあります。(アドバイザーにより海外IFAのように時価総額のパーセントのところも有り)

両者供、それ以外に手数料を取らなければ、良心的だと思っていいです。

※スイッチングに関しては2回目以降、海外の保険会社によって手数料を取るところもあります。

まとめ:オフショア投資は契約前がとても大切です。それだけでも失敗する確率は減ります。

何かのきっかけで、オフショア地域の投資を検討しているのであれば、IFAや海外保険会社に繋いでくれる代理店や仲介者がまともな人たちかは、あらゆる角度から見た方がいいですね。

オフショア地域の投資は保険でも両方とも、一括投資型以外は必然的に長期投資になるので、積立の場合はライフプランの変更が起こっても、無難に積み立てられる金額の方が良いです。

また、自分でオフショア投資の契約後にIFA側と言語のやり取りも出来て、ファンド運営やスイッチング、書類の手続きを簡易的に出来るなら何も問題は起こりませんが、

違うのであれば、何十年も積立をする中で、トラブルになることもあります。

オフショア投資をするならば、将来的に何かしらの好ましくない問題が起こらないように、悪徳業者たちと関わらないことも大切ですが、運用するIFAやアドバイザー、海外の投資会社(保険会社含む)との意志の疎通が出来るのかも、最低限確認した方がいいですね。

そうすることで、オフショア投資で失敗するリスクは大きく下がると思います。

 

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