ビヨンド・ミート【BYND】の株に将来性はあるのか?

ビヨンド・ミートのハンバーガーを食べているイメージ投資

皆さん?代替肉(人工肉)って知っていますか?

普通の鶏肉や豚肉、牛肉などと違い、植物性原材料(大豆や玄米など)を使用し人工的に作られた肉のことを代替肉と言います。

この他に代替肉と言っても動物の細胞を利用し、バイオテクノロジーの技術を使って、人工的に肉を加工し再現したモノも含まれます。

これだけを聞くと、

やんちゃboy
やんちゃboy

代替肉?人工的?なんか胡散臭いよ~。

と思いますよね。

日本にはまだ浸透していませんが、実は海外では少しずつ広まっているそうです。

代替肉市場は一般的にブルー・オーシャン(競争相手があまりいない未開拓の市場)と言われており、

株式会社矢野経済研究所によると、代替肉の市場は今後拡大し、2030年までには世界規模で1兆8,723億2,000万円(メーカー出荷金額ベース)になると予測されています。

代替肉市場推移出典:株式会社矢野経済研究所

市場が拡大する中でも、特に

  • ヘルシー思考の人
  • 菜食主義者(宗教上、肉を食べない人含む)

などに多く利用される見込みで、宇宙食としての採用も検討されています。(宇宙空間や火星などに工場や研究所を建設し、そこで作る計画も有り)

また、代替肉は家畜の餌代や水資源の節約にもなり、生産するコストや育てる間の温室効果ガスの排出量を減らすことも出来るため、地球環境にも優しいと注目されています。

今後は人口増加に伴う食肉の提供も難しくなると言われており、より一層代替肉市場がアツくなるかもしれません。

これだけ注目を浴びて、市場規模が見込めるのであれば、代替肉を扱った会社に投資をして夢を見ようと思うのは私だけではないはずです(笑)

しかし、投資をしようにも現在は色んな企業が研究をしたり、参加を表明したりしています。

そういった企業の株に投資をするのも良いですが、専門的に代替肉を扱っている会社の株を買った方がその恩恵は大きく受けられそうです。

代替肉を専門的に扱っている有名な会社は、

  • ビヨンド・ミート
  • インポッシブル・フーズ

の2社になります。

インポッシブル・フーズの株は一般投資家は買うことが出来ないため、必然的にビヨンド・ミートの株が選択肢に入ってきます。【2020年12月現在】

代替肉の会社でもビヨンド・ミートに将来性があるのか?

と言われれば、それは誰にもわかりません。

個人的には、

  • 代替肉の分野で着々とシェアを拡大している

という点ではかなり印象はいいです。

ただ、印象が良いとビヨンド・ミートの株に投資をしても、

  • 予想に反して代替肉市場がそこまで拡大しない(いつまでも黒字にならない)
  • ビヨンド・ミートがライバル企業にシェアを取られる
  • ビヨンド・ミートの会社の不祥事で株価暴落

というデメリットも付いて回ります。

市場拡大に上手く乗れて、ビヨンド・ミートが伸びていくと思えば株にベットする感じですね。

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ビヨンド・ミートの会社について

ビヨンド・ミートは元エンジニアのイーサン・ブラウンさんという人が創業しました。

なぜビヨンド・ミートという会社を立ち上げたかというと、

『肉を食べるのに本当に動物(家畜)が必要なのか?』

という疑問を抱き、解決策の1つとして動物に優しく、地球環境にも良いとされる代替肉(植物由来)を考え、それを事業にしようと実行に移したからです。

そこから投資家や企業などから資金調達に成功し、2009年に設立した経緯があります。

従業員数は約400名ほどです。

株主には俳優のレオナルド・ディカプリオさんやマイクロソフトの創業者で有名なビルゲイツさんもいます。

ビルゲイツさんは約22%も株式を保有していますね。(ライバルのインポッシブル・フーズにも出資をしているらしいですが…)

2019年5月にNASDAQ市場に株が新規公開され、一般投資家が買えるようになりました。

カリフォルニア州に本拠地があり、世界展開を視野に動いています。

ビヨンド・ミートの株価と業績は微妙

ビヨンド・ミートの商品はそこそこ広がり始めているので、株価も業績も上がっていると思ってしまいますが、実際はそうでもありません。

業績は下記のような感じです。

月日売上営業利益当期純利益
2017年12月11百万ドル-6百万ドル-7百万ドル
2018年12月32百万ドル-7百万ドル-7百万ドル
2019年12月98百万ドル0百万ドル-0百万ドル
2020年9月94百万ドル-16百万ドル-19百万ドル

【百万ドルは1ドル100円なら1億円単位です】

直近で-19億円の損失ですね。2019年12月の時点で、黒字化が見えて軌道にのりそうでした。

しかし、2020年はコロナウイルスの影響(ロックダウンなど)もあり、小売店や飲食店に出しているビヨンド・ミートの商品の売れゆきがよくありませんでした。

特に売上の約66%を占めているアメリカの小売店販売が不調だったようです。

業績は短期的に見たらコロナウイルスがまだ収まる気配がないため微妙ですが、長期でみたら、100%効果のあるワクチンが完成したら黒字化に改善していくかもしれません。

株価としては右肩上がりではなく、平行線を辿っています。

現在は1株140ドル付近をウロウロしている感じですね。【2020年12月】

ビヨンド・ミートのチャート出典:tradingviewより

配当金は出していません。

自己資本比率は約78%もあり、今日明日すぐに潰れるような感じではないですね。

こういった銘柄は大きく差益(キャピタルゲイン)を狙うのに投資をする感じだと思います。

業績改善によって株価も上がり、配当金が出るようになれば、始めに投資をした人たちはウハウハモードに入りますね。

ビヨンド・ミートの将来性は?マーケティング力があるから個人的には興味がある

ビヨンド・ミートは他の代替肉のメーカーに比べると販路状況が広く、マーケティング力に抜きに出ている印象です。

マーケティング力がある会社は販売力もあるので、将来性はあると思います。

他にライバル企業もありますが、アメリカや中国での販路を築いており、今後は

  • カナダ
  • 香港
  • 台湾
  • イギリス
  • 南アフリカ
  • イスラエル

など、約50ヶ国への進出を計画中です。(進出含む)

中国ではアリババの傘下、フレッシッポを通じての販売を始める予定で、ヤム・チャイナ(中国でピザハットやケンタッキーなどの運営権利を持つ会社)でも検討されています。

アメリカでは、

  • スターバックス
  • ピザハット
  • ケンタッキー
  • サブウェイ
  • デニーズ
  • ウォールマート
  • ホールフーズ・マーケット
  • コストコ

など

多くのところと提携し、小売店や外食産業に上手く入り込んでいます。

マクドナルドとも協業との噂もありますが、ハッキリと双方の広報で発表されていないので何とも言えませんね。

マクドナルドが独自に代替肉をやれば、ビヨンド・ミートにとっては大ダメージです。(一緒にやるならまだ希望は有りそうですが…)

日本ではどうかというと、ビヨンド・ミートの商品を三井物産が主導でやろうとしましたが、途中で断念した経緯があります。【2019年8月】

同社の広報によると完全にダメという訳ではなく、まだ日本進出は可能性があるようです。

何故、計画がダメになってしまったのか?

  • 提供価格がまだ高く採算が取れないのか?
  • 消費者に受け入れないと思ったのか?

理由は公式に出ていないのでわかりませんが、個人的には採算が合わないと思ったからだと思います。

利益がそこまで見込めないモノに力を入れても、仕方ありませんからね。

但し、ビヨンド・ミートも2021年頃に入り、中国で大きな生産工場を建設し、代替肉の生産に入るので、もしかしたら大量生産によって販売価格を抑えることに成功するかもしれません。

そうなったら、また日本上陸計画が進むこともあり得ると思います。

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ビヨンド・ミートのデメリット

ビヨンド・ミートには将来性があると思いますが、その反面デメリットも存在します。

冒頭でも軽くふれましたが、

  • 予想に反して代替肉市場がそこまで拡大しない(いつまでも黒字にならない)
  • ビヨンド・ミートがライバル企業にシェアを取られる
  • ビヨンド・ミートの会社の不祥事で株価暴落

ということもあります。

代替肉業界をリードしているビヨンド・ミートに期待をしても、個別株特有のデメリットも平行してあることを念頭に置いておかないと、後々痛い眼を見ることにもなるので気をつけた方がいいですね。

ビヨンド・ミートのライバル企業について

代替肉市場がブルーオーシャンと言っても他に競争相手がいない訳ではありません。

ライバルには、

  • インポッシブル・フーズ
  • タイソン・フーズ
  • ネスレ
  • ボカ・バーガーズ

など、色んな企業が研究を続け参加し始めています。

日本では、

  • 日本ハム
  • 丸大食品株式会社
  • 敷島製パン株式会社(Pasco)
  • 伊藤ハム
  • マルコメ

などがあります。

今後は市場が大きくなるにつれて、参加企業も多くなると予想されます。

まとめ:コケる可能性もあるので、程々に投資する

いくらビヨンド・ミートに将来性を感じても、未来のことは誰にもわかりません。

環境問題や消費者への観点(ヘルシー思考など)から予想通りにビヨンド・ミートの代替肉が市場に広まったら良いですが、そこまで広まらずに終わることもあります。

また、代替肉が広まったとしても、ライバル企業に負けてしまい、株価も業績も上がらずに低迷する可能性もゼロではないです。

株価は期待と業績が入り混じり上がっていくので、ビヨンド・ミートにそのどちらも欠けてしまえば、ただの期待外れ銘柄として終わってしまいます。

逆に期待通りビヨンド・ミートの代替肉がマーケティングによって広まり、ライバル企業を抑えて市場規模トップになるようなら、株価も業績もアゲアゲになるとは思います。

ビヨンド・ミートに投資をするなら、

  • 将来性(未来)にかけるか?

という、ちょっとしたギャンブル感覚ですね。

当たればデカいですが、外してもダメージはデカいです。

現在、ビヨンド・ミートの業績はダメダメですし、代替肉市場は発展途上の段階です。

この会社の株式に投資をするならリスク許容度によりますが、期待しすぎも危険なので、個人的には程々が良いのかなと思います。

 

下記はアメリカ株の関連記事です。ビヨンドミートはその後マクドナルドとの提携を期間限定ですが発表しました。

 

 

アメリカの宇宙事業とビックデータ事業についても書いています。

 

 

 

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