JT(日本たばこ産業)がついに株主優待廃止です…。

JT(日本たばこ産業)がついに株主優待廃止です…。のイメージ ミニ株
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この度、高配当で株主優待があったJTですが、2004年より約18年間続いていた『株主優待制度』の廃止を2022年2月14日に正式に発表しました。

理由としては、

株主への公平な利益還元を配当等に集約するため

だそうです。

2023年の株主優待発送で終了なので、2022年12月31日の保有状況によって貰える人と貰えない人が分かれますね。

jt株主優待2022年出典:JT、IRより

最近のJTは、昨年の配当金減配に続き、今年は株主優待の廃止と何かと騒がしいです。

株主優待の廃止は表向きは株主の利益還元ですが、2,868人(社員やパート含む)をリストラし、344億円浮かせて企業のスリム化をしている中、株主優待の手間と余計な資金をもう使いたくなかったのかもしれません。

それかスイス本社から

外国人B
外国人B

日本に本社があるならまだわかるけど、もうスイスに本社機能を移すんだからやる意味ないでしょ~?リストラとかの効果、無駄にしないでよね~?

外国人A
外国人A

ホント、こんな状況で株主優待やろうとするのクレイジーだよ~??

…。

と言われた可能性もありますね(笑)

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JT株ホルダーの選択肢は?

今回の株主優待廃止もそうですが、配当を減配したとき同様、JT株ホルダーはこのままホールドか?否か?という選択が頭をよぎります。

今年は株主優待の廃止とともに、10円の配当金の増配を発表しましたが、まだJTは低迷期を抜け出していない感じがします。

売り上げやEPSなど右肩下がりで、ここ最近ヨコヨコ感が出たところですからね。

JTの売上データ推移出典:JT、HPより

決算発表も2021年と2022年の予測もさほど大きな変化はないので、ホルダーとしても様子見の人が多いと思いますが、

2021年と2022年のJT決算比較出典:JT、IRより

もう、何かとお騒がせ銘柄は持ちたくないなぁ…。

という人は、JTをポートフォリオから外した方が利口かもしれません。

個人的には、株主優待廃止は残念…。

JTの株主優待廃止は投資家によって意見は分かれますが、私的には残念な出来事でした。

それは70株まで集めて、

デメ男
デメ男

残り30株で株主優待をゲットだー。

と思ってた矢先の廃止のお知らせ。

何とも言えない絶望感です。

例えるなら、告白をしようとしている異性が居て、

デメ男
デメ男

後もう少しデートすればイケんじゃね?(付き合える)

と思った最中、まさかの

彼氏出来たんだー♪

の発言を喰らった感じです。(意味分からなくてすいません。)

とりあえず、ショックということです。

個人的には残念で仕方ありません。

まとめ:煙草の未来に絶望するなら、もうJTはやめとけ

JTは長い低迷期から若干の兆しが見えてきた感じですが、結局は『海外のたばこ産業』に頼らざる得ない状況です。

売上の内訳は大体、

  1. 海外たばこ事業 約66%
  2. 国内たばこ事業 約25%
  3. 加工食品事業 約6%
  4. 医療事業 約3%

ですからね。

売上の約25%の日本国内のたばこ事業の売り上げさえ、今後は

  • 少子化
  • 日本人の煙草に対するイメージ悪化(健康面や無駄遣いなど)

のため減少していくことが予想されます。

高配当だろうが、株主優待廃止だろうが、これからも海外のたばこ事業を如何に吸収合併し、JTがモノにしていくか?

これに尽きそうです。

たばこを吸う人自体、この世からいなくならない限りは企業としてJTは継続していくと思いますが、未来のことはわからないので、そこは何とも言えません…。

たばことJTの未来を信じるなら株主優待廃止でも、とりあえずホルダーはガチホといったところでしょうか?

株式投資というのは、ときに難しい判断を下さなければいけないので、辛いモノがありますが、そこも『株』の面白さでもありますね。

ミニ株
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