2022年5月は2021年12月頃と比較をすると、だいぶ投資環境が変わり、アメリカの利上げによるリセッション(景気後退)が騒がれるようになりました。
そんな環境下でも、投資をすることで得られるリタイアやセミリタイアを目指す強者たちが現れるようになり、それを意識した本も多く販売されています。
色んな生き方がある中、やはり労働に深く依存しない生き方は老若男女問わず人気があるのでしょう。
私も勿論、憧れていますが、低収入で幼い子供たちがいる場合はほぼ不可能に近いです。
41歳、妻子持ちで2022年の夏のボーナスは手取り10万円超えませんでしたからね。
無駄に増えるのは年齢と悪玉コレステロール、血糖値やストレスなどです。
それに調子にノッてアメリカの個別株に手を出して、損失をする始末…。
リタイアやセミリタイアなどからは更に遠ざかり、サラリーマンとしての労働刑期は無期懲役かもしれません。
学生時代に相川 七瀬さんの『夢見る少女じゃいられない』という歌が流行りましたが、現在の私は『夢見る中年じゃいられない』。
そんな状態です。
(相川 七瀬さんの『夢見る少女じゃいられない』は良い曲です。You Tubeにもあるので聞いてみて下さい。)
雇われの労働者として、国から税金を搾取される人生は『私の宿命』とだけ言っておきましょう。
さて、2021年12月〜2022年5月頃までは
主に
- 日本の円安
- アメリカの金融緩和縮小からのリセッション(景気後退)
- ロシアとウクライナの国際問題
- 中国の経済問題
- 新型コロナウイルスや他のウイルス(サル痘など)による経済への懸念
- 物価上昇(インフレ)
などの関連ニュースが多かった感じがします。
株価下落要因がたくさんあり、実際に株価は下落しました。
年初来と比較をすると、全世界株式指数に連動するインデックスファンドのVTも−約13〜18%(2022年5月時点)という成績です。
なかなかの下げっぷりですね。
そんな中でも、共働き低収入夫婦の資産運用結果はトータルではプラスでございます。
運用的に見ると、
- 日本の投資信託(インデックス運用) 平均+約22%
- オフショア投資 平均+約20%
- SBI証券の日本株(ミニ株含む)平均+約15%
- マネックス証券の日本株(ミニ株含む)平均+約26%
- アメリカ株(ETF含む) 平均+約13%
- 嫁の投資信託(インデックス運用) +約5.4%
- 長女のジュニアNISA運用 −約0.8%
【2022年5月時点、投資元本から上下の%(パーセンテージ)】
となっており、
長女のジュニアNISAの運用以外はプラスです。
(長女よ…。すまん…。)
全体的に株価の下落局面を迎えても、円安の影響でそこまでダメージが少なかったという印象です。
しかし、いつどうなるかはわからないので、オールマイナスの日が来ることも、心のどこかで覚悟しております。
プロフィール
- 年齢…夫婦ともに40代
- 家族構成…4名(大人2名、小学校低学年と保育園の2名)
- 住まい…東京都
- 職業…夫『会社員』(底辺ブルーカラー) 妻『会社員』(事務系) 【お互い勤め人として服役中で約16年目に突入】
- 夫…年収280〜380万円以下
- 妻…年収240〜300万円以下(時短勤務中)
- 性格…夫婦ともに意識低い系
- 金融資産…1000万円以上
- 投資歴…10年以上
※年収はボーナスによって大きく変動し、また友人や知人もブログを見るため、今までのざっくりとした数字を載せています。
2022年5月は資産運用的には綱渡り状態だが好調
今年前半から相場はサゲサゲムードで、空売りをしない脳筋現物ガチホの投資家にとっては苦しい展開となっております。
アメリカや欧州などが金融引締め(利上げなど)を行い始めたことにより、投資家たちは
金利上昇=株価下落
という一連の流れを警戒していますし、ロシアとウクライナの国際問題もあります。
今後の展開は全く読めませんが、これからは株価が全体的に上がりにくい状況なのは間違いなさそうです。
今は円安によって、株価が下落しても金融資産がプラスで助かっていますが、
更なる不確実なことが起こり、『株価下落』と『円高』のコラボアタックが決まることがあれば、私のテンションと金融資産の下落は間違いないでしょう。
一瞬の油断が命取りになる…。
まさに綱渡り状態です。独りでざわついております。
インデックス投資は変わらずの脳筋プレイ
我が家のインデックス投資は全盛期より資産額は減少していますが、今のところは好調です。
そもそも長期の積立てインデックス投資は知る人ぞ知る、脳筋投資です。
下落が来ようが、暴騰が来ようが、資金力と精神力が続く限り、
自分が決めた期間までは、決まった金額を買い続けます。
今のところは資金力と精神力は尽きていないので、今後もインデックス投資とお付き合い予定です。
オフショア投資は香港のファンドチームのポンコツ具合が丸裸に
オフショア投資はトータルでは、プラスであります。
内訳としては、
- FT life −約17%
- ハンサード +約20%
となっており、
香港のファンドマネージャーが相変わらず、やらかしている状態です。
唯一の救いはFT lifeの運用資金が少なく、資産的にあまり影響がないことですね。
香港のファンドマネージャーのポンコツ具合に、FT lifeもハンサードのように自分でファンドを選んで運用をしようと目論んでおります。
ずっと結果が出せないなら、毎年約1%〜2%の運用管理手数料なんて払う意味ありませんからね。
しかし…。
目論んではいますが、相手は海外。
自分で英語サイトの方で翻訳をしながら変更したり、ファンドを選んだりするので、手間がかかります。
香港のIFA自体は変わりませんが、運用は投資会社から私に変更したりする手続きも必要です。
ちょっと面倒なので、後回し中ですが、どこかのタイミングでやろうと思っております。
(後にFT lifeは解約することにしました。つまり、香港のオフショア投資は惨敗です…。)
日本株(ミニ株含む)はポートフォリオを少し見直し
日本株は大きくポートフォリオは変えていません。
変わった所と言えばJTを売り、その資金源で他の高配当株や株主優待目的の株などに投資をしました。
本当はJTを売る気はなかったのですが、ここ最近のJTは、
- 配当金の減配
- 株主優待の廃止
- カントリーリスク(ロシアとの国際問題で、主力であろうロシア事業が不安定になった)
が立て続けに起こり、
この銘柄は呪われておるわぁ〜〜!!!
と感じてしまい、『さよなら』しました。
JTの株を売却するときは、オフコースの『さよなら』の曲の出だし、
も〜ぅ♪終わ〜りだねぇ〜♪
を口ずさんだのは言うまでもありません。
(オフコースのVo.小田和正が歌う『さよなら』はいつ聞いても心に染みます。You Tubeでも聞けます。)
日本株は基本的に、ポートフォリオの変更はしませんが、
JTのような出来事が他の銘柄でも連続で起きるようなら、検討せざる得ませんね。
高配当株の管理も難しいモノです…。
アメリカは利上げ云々で不安定相場。ポートフォリオを一部見直し
現在、保有しているアメリカのポートフォリオの動きとしては、
- 高配当ETFのHDVを利確し、高配当ETFはVYM一本にした
- 個別株に至っては『ビヨンドミート』と『GE』を損切り
しました。
高配当ETFのHDVをずっと保有しても良かったのですが、一本化してシンプルにしました。
『ビヨンドミート』と『GE』を手放したのは、単純に大損ぶっこいて、
もう、私達別れましょ…。
という気分になったからです。
パランティア・テクノロジーズも大損ぶっこいていますが、ピーター・ティールが個人的に面白いので、ガチホです。
- ペイパルマフィアの「ドン」
- ビルダーバーグ会議運営委員メンバー
のピーターさん。私に夢を見させて下さい(笑)
そして、あなたのことをいつかBig Bossと呼ばせて下さい。
嫁の資産運用状況はS&P一筋
嫁は楽天証券でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の投資信託に、ひたすら積立をし、放置中です。
ずっとS&Pに連動する投資信託へ積立てをしておりますが、
嫁はS&Pの意味を未だに理解しておらず、Soup&Pastaの略だと理解しているかもしれません。
このSoup&Pastaが絶妙な味を出し、心とお腹を満たすことが出来るお金を将来生み出してくれることを祈って、今後もガチホさせて頂きます。
子供(長女)の運用は下落気味で運用管理者の父は冷汗モード
長女の運用はVTを去年多く買ってしまったこともあり、現在の下落局面ではいい感じのマイナスです。
ETFも投資信託も円安のお陰でトータル資産はそこまでマイナスを喰らっておりませんが、気持ち的に良い気はしませんね(笑)
出口戦略的には、成人の18歳まではガチホなので、そこまでは放置予定です。
そして、最近になって長男のジュニアNISAも開設し、投資を始めました。
タイミングとしては、中華料理屋の『冷やし中華はじめました』と同時期ぐらいです。
始めたばかりなので、ほぼプラスマイナスゼロですね。
今回は運用結果を載せませんが、ポートフォリオ的には、
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SBI-SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
の2つに投資しております。
どちらか1つでも良かったのですが、ダブル・ドラゴン的な感じが良かったので、そうしました。
特に意味はありません。
リスク資産が増えると、ある意味で偉いことになる
2022年に入って、株価は下落モードですが、金融資産は1000万円を下回っておりません。
下回ってはいませんが、1000万円ほどのリスク資産を持つと、1〜3%の下げが続いた場合、
数日で私達夫婦の月の労働資産(給料分)が吹き飛びます。
(逆に増えることもありますが…。)
何とも恐ろしい領域に踏み込んだモノです。
一昔前に経済学者トマ・ピケティ氏の【21世紀の資本】の本で話題になった「r>g」。
この不等式(r>g)が意味する、資産運用により得られる富は、労働収益から得られる富よりも成長が早いという法則。(人によって違うかもしれませんが…。)
それを何となく実感することが出来ました。
運用する資産が大きくなればなるほど、値動きの金額幅も大きくなるので、『資産の上下幅を気にしないスキル』が必要になるのかもしれません。
まとめ:それでも俺は投資をする。目指せ戦闘力(リスク資産)1500万円
現在の世界経済は不安定で、株価指数も上下が激しく、その浮き沈みはまるで思春期の子供の心情のようです。
この浮き沈みにより、投資系ブロガーやYou tuberたちはザワついていますが、
脳筋投資家の私はいつもと変わらずに少しずつ現金をリスク資産へ移していきます。
当面の目標はリスク資産1500万円超え。
株式市場の暴落や会社が潰れたりしない限りは、5年から10年の間に達成できそうです。
達成する頃には、配当金も増えている頃なので、それも楽しみでございます。
逆に暴落が来たり、会社が倒産したら、色んな意味でおしまいデスね。その時はどうぞ笑ってやってください。