いつの時代も投資をしなければ、預金や保険だけでの資産構築は難しいと、資産運用で投資を選択肢に入れる人が出てくると思います。
資産運用で投資と言ってもたくさんのやり方や種類がありますし、いきなり大きな金額を資産運用に使うのは躊躇しますよね。
そこで、まずは資産運用に興味を持ったら、自分自身のリスク許容度や資産運用に対してどのように考えているのかを知らなければ、何の投資商品から資産運用を始めていいのかさえわかりません。
資産運用で投資初心者は特にリスク許容度を調べて自分を知る
資産運用で投資を選んだ人は、自分がどれくらい資産運用で損をしても大丈夫かという点も、把握しておかなくてはいけません。
そうしないと、すぐに損失が出た瞬間、資産運用を辞めてしまいます。
資産運用は短期的には結果は出ないかもしれませんが、中長期で見たら利益が出て成功している例もあります。
すぐにやめてしまうのは勿体ないです。
そのためにも自分のリスク許容度を知ることはとても大切です。
リスク許容度は20代、30代、40代、50代、60代でも人により変わりますし、
比較的リスクをとっても良いとされる20代、30代でもリスクは全然取りたくないという人もいます。
私も20代の後半から資産運用をやり始めしたが、初めは怖くて比較的リスクが低いとされる債券の投資信託を多く買っていました。(後に増え方が微妙なので、オール株式系に変えていきましたが…)
リスク許容度の調べ方は、無料診断をやってくれるサイトも多くあり簡単に調べられます。
例えば、ウェルスナビのサイトで質問に答えれば、簡易的ですがリスク許容度も調べることができ、その人自身に合ったポートフォリオも教えてくれます。
それを丸々真似してもいいですし、参考程度にして自分で割合を変更して考えてもいいですね。
面倒な人は、そのままウェルスナビを利用するのも良いも思います。
私も無料診断をやってみた所、リスク許容度は5段階中、【5】でした。
数字が低ければ低いほど、リスクは取らない感じですね。
ポートフォリオは株式が約81%となかなか攻めています。
私はリスクを取ってでも、資産を増やしたい人なので合ってると言えば合ってます。
リスク許容度を調べても、よりリスクを取りたくない人は投資金を減らして貯金したり、比較的リスクが低いとされる債券に投資する割合を増やしてみてください。
逆にもっと攻めたい人は株式の割合を増やしてみてもいいですね。
資産運用に対して、自分に合う投資をイメージしてみる
投資をするときはそれに関する事を調べていけばいく程、色んな方法や投資の種類があることに気づきます。(不動産投資やFX投資、オフショア投資など)
日本では特に殆どの人は資産運用(投資)というものに興味はあるけれど、
そこまで足を踏み入れたくないと言うのが本音かもしれません。(私は途中から投資が趣味のようになったので、ハマっていきましたが…)
深く足を踏み入れないとしても、資産運用で投資をするには、どのジャンルでどんな資産運用を思い描いていくかはイメージしておいた方がいいですね。
そうしないと、ブレにブレて自分なりのスタイルが定まらず、色んなモノに手を出して何をやっているのか把握しずらくなり、管理も大変になってしまいます。
私もそうでしたが、これだけ投資の種類がある中、どれを選んでいいのか投資初心者はわかりにくいです。
嫁も投資初心者で資産運用に興味を持っていますが、

何からやっていいかわからないし、そこまで興味がないから調べるのも億劫…
と言っていました。
嫁の場合は、
- 投資する資金が少ない
- 買ったら放置(投資に興味があまりないため)
- 銀行も保険も利率が低いからお金を置いてもあまり増えないので、一部の余裕資金で投資をしてみたい
という条件です。
この条件に当てはまる人は経験上、国内の証券会社で投資信託(インデックス投資)が最適だと思います。
こちらの記事でも投資信託(インデックス投資)に触れています。時間があるときにでも見てください。
資産運用をするときは、やり始めるまでは時間も労力も多少は使います。
自分が資産運用をする上で、どのような投資をしていくのか、リスクと照らし合わせて、自身がイメージしたものと合うモノを選んだ方が良いですね。
下記にリスク度を含めた、投資運用の種類について、個人的に考えてまとめてみました。
一般的に当てはまらない所もあると思いますが、その辺はプロではないので勘弁してください。
低収入(低所得)でもそれ以上でも始めやすい、リスク度【低】の投資
リスク度 |
低い |
投資金 |
少ない |
資産運用(投資の種類) |
投資信託【リート、株、債券含む】(インデックス投資) ミニ株(単元未満株) 預金、定期預金 |
リスクが低い投資は低資金で、やめようと思えばすぐにやめることの出来るものを選びました。
低資金で始めるため、マイナス幅も投資を積み重ねなければ、そんなに大きくはなりません。(*積み重ねるとリスクが大きくなることがあります。投資信託やミニ株も金額が多くなれば、損失額も大きくなり、リスクは上がります。)
投資初心者には比較的、投資信託もミニ株も手をつけやすいモノだと思います。
預金も定期預金も、人によっては投資と思う人もいるので入れておきました。
投資をしない人は預金と定期預金が軸になります。
それなりの資金力があれば誰でも可能、リスク度【中】の投資
リスク度 |
中 |
投資金 |
中(投資するモノにより多い) |
資産運用(投資の種類) |
株(単元でレバレッジなし) FX(レバレッジなし) ビットコイン系統(レバレッジなし) オフショア投資、オフショア保険 ETF(インデックス投資) 日本の保険 国債や社債 金【現物】、アンティークコイン |
リスク度、『中』は投資金がそこそこするモノもあります。
なので、損をする金額も多くなることがあります。
ビットコインは投棄という人もいますが、一応入れておきます。
オフショア投資、オフショア保険は解約や積み立てをやめしまうと大きく損をすることもあるので、
リスク度、『大』に入れようと思いましたが、積み立てをやり続ければ、そこそこ良い結果が出ることもあるので、リスク度は『中』にしました。
日本の保険もリスク度は低いかもしれませんが、資金の拘束期間、倒産や途中解約をしたら損をする可能性があるため、リスク度『中』に仲間入りさせました。
一獲千金投資に近い!?でも、合う人はマッチする、リスク度【大】の投資
リスク度 |
大 |
投資金 |
多い(借入を含むため) |
資産運用(投資の種類) |
株(レバレッジあり) FX(レバレッジあり) 不動産投資(現物、レバレッジあり) ソーシャルレンディング ビットコイン系統(レバレッジあり) |
リスクが多いのは、レバレッジを掛けて運用するモノを中心としました。
レバレッジを掛ける分、損をするときは凄まじいです。
下手をしたら借金になります。うまく借金をしないように、損切りをしたり出来ますが、投資金はすぐに溶けることもあります。
うまく行けばウハウハです。
俗にいう、ハイリスクハイリターン投資ですね。
私はチキン(臆病)なので出来ませんが、合う人には合います。
ソーシャルレンディングは、まだ発展途上の業界で貸し倒れも起きたりしているケースがあるので、リスク度は『大』にしてみました。
これには手を出さないでっ!!リスク度【超】の投資案件
リスク度 |
超 |
投資金 |
ピンキリ |
資産運用(投資の種類) |
ポンジスキーム 特殊詐欺 一般的に投資詐欺と言われるモノ |
リスク度MAX越えは世間でいう投資詐欺案件です。
これはお金だけではなく巻き込んでしまった家族や友人、知人などの人間関係まで壊してしまいます。
弁護士に相談しても、投資金は戻ってこないことが多く、マネーリテラシィーの低い人が狙われやすいです。
詐欺案件を扱っている会社は、その国の金融庁に当たる所からの正式な営業許可が下りていない所が主です。
わざわざ書くこともありませんが、リスク『超』の投資案件はリターンもないので、絶対にやらないでください。
まとめ:投資(資産運用)をするにあたって
投資系のブログで資産運用について書いている人はたくさんいますし、インターネットでも十分勉強は可能です。
しかし、実際に資産運用をやってみると、自分はこういうスタイルが合ってるとか、こういう風にした方がもっと成果が出そうとか、変更点がちょくちょく出てきます。
一発で自分の形にハマる資産運用が出来る人ならそれはそれでいいです。
私の場合は自分で決めた基本の軸は変わりませんが、配当を重視する投資を導入するようになったり、投資対象地域を変えてみたりと変更している部分もあります。
資産運用は短期的なイメージではなく、中長期的なイメージでやっていく人が殆どです。(中にはバンバン短期的にやっている人もいますが…)
サラリーマンで日中働いて、資産運用をやっている私が唯一アドバイスをするとしたら、
特に投資初心者は資産運用で全財産を一気に注ぎ込むのではなく、始めは損をしても痛くない金額でコツコツやってみてください。
無駄にどっかのマンガのように(ざわざわっ…)とする必要もありませんし、その方が精神的にもお財布的にも優しいです。
資産運用の情報もインターネットや本以外にも、セミナーに行って入手する方法もあります。
ただ、ファイナンシャルアカデミーのセミナーは投資経験者には、物足りない内容だと思うので、そういった人には向いていないセミナーですが、投資未経験者にとっては基礎を学ぶ上で役立ちます。
投資初心者でも十分わかる内容ですし、資産運用に対して新たな気づきになるかもしれません。教養を深めるためにも、セミナー自体は無料なので、時間があれば参加を検討しても良いと思います。