LINE証券のデメリット。誰でも出来る回避方法は!?

LINE証券デメリットイメージミニ株

ミニ株(単元未満株)の取引で、SBIネオモバイル証券と同じ様に人気のあるLINE証券。

 

LINE証券
最低取引金額100円~
手数料
  • ☆ミニ株(単元未満株)はスプレット方式
  • ☆日中0.2%~1%【昼休み、夜間は1%】※『2022年7月4日よりグループB~DをグループBに集約。全銘柄(11:30~12:20を除く)のスプレッドが0.35%に統一。日中取引(11:30~12:20)および夜間取引(17:00~21:00)については、グループAの銘柄のみ対象。』(スプレッド1%)
  • ★インターネット取引の場合のみ、信用取引の売買手数料無料
  • ※★単元株に関して買付手数料は無料でしたが、2021年8月13日の15時以降の予約注文分から、買付取引手数料を有料化し、売却時取引手数料も変更
取扱い銘柄
  • ☆ミニ株(単元未満株)約1000銘柄
  • ☆投資信託、ETFなど
  • ☆単元取引は約3,700銘柄
特徴
  • ★LINEポイントを買付余力に変更出来る
  • ★LINE Financialと野村ホールディングスの大手2社が設立
  • ★独自のお得なキャンペーン開催
  • ★ミニ株(単元未満株)の取引時間が長い
  • ★FXサービス
  • ★投資信託の積立サービス有り
  • ★LINE Payからは入出金無料
 

LINE証券単元株売買手数料(改)※引用:LINE証券より単元株売買手数料表

 

特徴として、メリットになる部分もありますが、勿論デメリットも存在します。

LINE証券だけに限らず、どの証券会社もデメリットはありますが、

LINE証券の場合は3つのデメリットを意識せずに取引をすると、余計な手数料が多く取られてしまいます。

そこを意識せずに投資をしても、儲かりにくい状態になってしまうこともありますね。

特に一番デメリットとして目立つのが、ミニ株(単元未満株)取引です。

また、投資信託も厳選したといえ、手数料が高いモノ、初心者向けではないブルベアファンドもあるので注意しましょう。

あとは、少額だと影響力が大きくなる、入出金手数料ですね。

これらのデメリットは意識をすれば、誰でも回避することは可能です。

回避方法としては、こちらになります。

  1. ミニ株(単元未満株)なら出来るだけ手数料が高くなる時間帯で取引をしない
  2. LINE証券内の厳選した投資信託も手数料に注意し、低コストのインデックスファンドを買う
  3. LINE証券への入出金は手数料が取られることがあるので、無料のLINE Payでやる

1つ1つ、説明していきます。

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ミニ株(単元未満株)なら出来るだけ高いスプレットの株と手数料が高くなる時間帯で取引をしない

LINE証券で手数料が大きくなることがあるのは、ミニ株(単元未満株)の取引です。

※『2022年7月4日よりグループB~DをグループBに集約。全銘柄(11:30~12:20を除く)のスプレッドが0.35%に統一。日中取引(11:30~12:20)および夜間取引(17:00~21:00)については、グループAの銘柄のみ対象。』(スプレッド1%)

スプレットが1%のところでの取引はオススメはしません

仮にLINE証券内のミニ株(単元未満株)の取引で、高い手数料のところで買いと売りをやると、計2%の手数料を取られます。

この2%が取引にどう影響するのか?

ミニ株(単元未満株)取引で2%の負けが確定することになります。

株の取引で2%の利益を上げるのは、簡単なようで難しいですし、ざっくり言えば、購入時より2%以上いかないと利益は出ないことになります。

配当狙いだと利回り2%が実質0%になる計算です。

この差を意識せずに、積み重ねていけばいく程、気づかない内に余計な手数料が掛かっていきます。

LINE証券のミニ株(単元未満株)はリアルタイムで取り引きできるのは良い点ですが、出来る限りスプレットが1%になる時間帯には、取引をしない方が賢い選択になります。

LINE証券の投資信託も手数料に注意

国際通貨基金(IMF)によれば、世界成長率は約4%となっています。

株価指数は必ずしもこれに比例はしませんが、それに近い感じで推移していくとも言われており、

投資信託を買うときは、なるべくこの年利4%の基準で年間株価推移を見積もっている投資家が多いです。

4%ー(手数料)=投資家の利益

こんなイメージです。

この4%を少しでも維持するために、投資信託ではなるべく手数料を抑えることを良しとしています。

最近は、どの投資信託も買付け手数料は取られませんが、信託報酬(維持費)が必然的に取られる仕組みです。

この信託報酬(維持費)が高ければ高いほど、投資パフォーマンスが落ちる原因にもなります。

仮に信託報酬(維持費)が1.5%なら見積もりが、

4%-1.5%=2.5%

となり

信託報酬(維持費)が0.11%なら

4%-0.11%=3.89%

となります。

その差は歴然ですね。この約1%が長期的にみると、投資信託では地味に影響してきます。

LINE証券が厳選した投資信託の中には、信託報酬(維持費)が安い、eMAXIS Slimシリーズがありますし、個性あるアクティブファンドもあります。

結局は投資する人の好みもありますが、出来ることなら信託報酬(維持費)が安い投資信託を選んだ方が投資パフォーマンスを上げることが出来ます。

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LINE証券への入出金は手数料が取られることがあるので、無料のLINE Payでやる

LINE証券の入金方法と手数料は、口座振込み以外は無料になります。

  • ※LINE Payからの入金は無料
  • ※LINE Payに登録している銀行口座からのチャージ入金は無料
  • LINE証券の提携金融機関、インターネットバンキングからの即時入金(クイック入金)振込手数料無料
  • LINE証券の入金専用口座への銀行振込みは自己負担

(※LINE Pay Money アカウント必要)

LINE証券の提携金融機関は、2020年11月の段階で

  • 三菱UFJ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 三井住友銀行
  • ジャパンネット銀行
  • みずほ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行

です。

出金手数料はというとLINE Payに出金以外は220円(税込み)が掛かります。

  • ※LINE Payへの出金手数料無料
  • 登録した出金口座への振込は220円(税込み)

(※LINE Pay Money アカウント必要)

入金の方は無料になることの方が多く、利用する側に選択肢がありますが、

出金に限ってはLINE Payがないと毎回手数料は取られますね。

220円(税込み)は小さい金額ですが、少額出金や頻繁に出金する人には、そこそこの負担になってくる金額です。

一番良いのは、LINE Payに出金する方法ですね。

LINE Payに出金しないのであれば、

  • ある程度の金額で出金するか
  • 出金せずにガンガン投資していくか

この2択になると思います。出金する度に手数料が取られてしまいますからね。

LINE Payの利用も登録をしていない一部の人には新たな作業をすることになり、本人確認作業もあるので手間となりますが、

頻繁に入出金をする人は手数料を抑えられるので、登録しておいても損はありません。

まとめ:LINE証券のデメリットは主に手数料の問題、回避するのは誰でも出来る

LINE証券だけに限ったことではないですが、

LINE証券の場合はこれら手数料を意識して利用すれば、手数料を多く取られることもなく、儲かりにくい確率を減らすことが出来ます。

  • ミニ株(単元未満株)の場合はスプレットが高い時間帯の投資は避ける
  • 低コストのインデックス投資に投資する
  • 入出金の手数料を意識し、なるべく無料にする

手数料がのっかると、その手数料分の負けからスタートです。

LINE証券でも他の証券会社でも、始めの内から手数料を意識して売買をした方が、後から自分にとって有利に投資をすることが出来るようになってきます。

意識するのとしないとでは、数%の利益にも繋がります

LINE証券の手数料のデメリットは、意識をすれば誰でも回避することは可能なので、うまく利用して資産形成をすれば、多少は儲かりやすい環境は作れると思います。

LINE証券公式ホームページへ 

下記、LINE証券の関連記事です。デメリットもありますが、メリットもあります。

 

 

デメリット部分を見て、

LINE証券はちょっと微妙だな…

と思う人は、スマホ証券だとSBIネオモバイル証券も選択肢としてあるので、検討してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

 

ミニ株
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